15.6型Ultrabookで世界最薄、A4クラスで国内最軽量(どちらもNEC調べ 2013年2月現在)。モバイルノートPCとA4スタンダードPCのよいところだけを融合したNECのスペシャルUltrabook「LaVie X」は、登場より日はまだ浅い(秋冬モデルは2012年12月末発売)が、2013年春モデルとしてCPUとオフィススイートを刷新したマイナーチェンジモデルに切り替わる。
店頭モデルのラインアップは256GバイトSSD搭載の「LX850/LS」と、128GバイトSSD搭載の「LX750/LS」の計2モデル。発売は2013年2月7日。価格はオープン、発売時実売価格はLX850/LSが17万5000円前後、LX750/LSが16万円前後と予想される。
本体サイズは375(幅)×255(奥行き)×12.8(厚さ)ミリ、重量は約1.59キロ。ボディ天面/底面、キーボード面ともにヘアライン加工を施したシルバー基調のアルミニウム合金素材を用いた、極薄かつ金属調のボディデザインはそのまま継承される。
店頭モデル LX850/LSの主な仕様は、CPUにCore i7-3537U(2.0GHz/最大3.1GHz)+Intel QS77 Expressチップセットの組み合わせに、4Gバイトのメインメモリ(PC3-12800 オンボード固定/デュアルチャネル構成)、256GバイトのSSD、1920×1080ドット表示の15.6型ワイドIPS液晶ディスプレイ(タッチパネルは非搭載)など。グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4000を使用し、光学ドライブは非搭載。OSは64ビット版Windows 8を、オフィススイートはOffice Home and Business 2013をプリインストールする。
通信機能は2.4G/5GHz帯対応IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。有線LANポートやワイヤレスWAN/WiMAX機能などは非搭載。主なインタフェースはUSB 3.0×2(パワーオフUSB充電機能搭載)、HDMI出力(標準サイズ)、SDXC対応SDメモリーカードスロット、マイク/イヤフォン端子(共用)、DC入力(角形)、セキュリティロック(ケンジントンロック)ポート、1ワット+1ワットのステレオスピーカー、720p撮影対応/約92万画素のWebカメラなど。バッテリー動作時間は約7時間で、着脱は行えない(本体内蔵型)。1時間で80%まで充電する急速充電機能を備える(フル充電までは約3時間)。
NECの直販サイト「NEC Direct」モデルとなるLaVie G タイプXも用意する。OSのエディション(Windows 8 Proなど)、SSD容量、オフィススイートのエディションや有無、ワイヤレスレシーバー内蔵型マウスなどのオプションを用意する予定とする。
LaVie X店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
LaVie X | LX850/LS | Ultrabook | CPU強化、Office刷新 | Core i7-3537U (2.0GHz / 最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 256GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 17万5000円前後 |
LX850/LS | Ultrabook | CPU強化、Office刷新 | Core i7-3537U (2.0GHz / 最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 128GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 16万円前後 | |
LaVie X店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
LaVie X | LX850/LS | 15.6型ワイド | 1920×1080 | Intel QS77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約1.59キロ |
LX850/LS | 15.6型ワイド | 1920×1080 | Intel QS77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約1.59キロ | |
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