冷却パーツでは、サイズのCPUクーラー「阿修羅 SCASR-1000」が話題を集めていた。高さ161ミリのサイドフロー型クーラーで、直径14センチの「隼ファン」を付属している。価格は5000円弱だ。
試用したPC DIY SHOP FreeTは「TDP 150ワットのCore i7-3970Xで試したところ、純正クーラーでは93度になったところを、阿修羅は最低速で72度、最高速で64度に抑えました。サイズの担当さんが開発に3年かけたというだけあって、気合いが性能に乗っかっていますね」と高く評価していた。
クーラーマスターの熱伝導グリス「IC Value」シリーズの注目度も高い。グレード別に3種類ラインアップしており、熱伝導率9.5W/mkの「X1」が1900円弱、4.5W/mKの「E1」が1400円弱、1.85W/mKの「V1」が1000円弱となる。X1とE1の容量は1.5ミリリットルで、グリスクリーナーを同梱している。
特に人気なのは、最上位のX1だ。TSUKUMO eX.は「日本製、それも信越化学工業製のグリスを使っているんですよ。最近は市場に同社の良質なグリスがよく出回っているので、個人的にうれしいです」と話していた。
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