第6回 PCならではの利点も──「DLNA系機能」にムフフ豪華仕様なAV+地デジPC「VALUESTAR W&VALUESTAR G タイプW」ロードテスト(1/2 ページ)

» 2013年03月11日 14時00分 公開
[野村ケンジ,ITmedia]

DLNAを用いた「ネットワーク配信サーバ」としての機能を探る

photo わがシアタールームに導入した「VALUESTAR G タイプW」

 テレビ付きHDDレコーダーとしての役割がメインで、PCとして活用することはあまりないという──かなりぜいたくな使い方をしている我がシアタールームのNEC「VALUESTAR G タイプW」だが、それでも高い満足感を与えてくれるのがこのモデルの他のPCにはないアドバンテージである。

 ただ、今回は少しPCらしい利用シーンである「ネットワーク系機能」をチェックしてみよう。

 とはいっても、筆者の目線はAV利用シーンでのネットワーク再生・連携である。なかでもDLNAを利用したセットワーク再生、ネットワークダビング機能の2つについてはAV利用シーンにおいて、特に音楽再生シーンにも注目されてきているとても重要な機能だ。


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 テレビやHDDレコーダーなど、イマドキのAV機器には必ずといっていいほどネットワーク連携機能が内蔵されている。できることとしては本機と同等なはずだが、いざ実践するとDLNA規格に準拠しているはずなのに“メーカーが違うと、なぜかうまくリンクできないことがある”というイ問題が発生することがたまにある。特にネットワークダビング機能にその傾向が強い。

 対して本機は、PCならではの汎用性の高さ、そして家庭用AV機器を現在は製造していないNEC製といういい意味で懐が深いというかなんというか。ネットワーク再生はもちろん、ネットワークダビングについてもトラブルなくスムーズに行うことができた。


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