インテル、新世代Atomと新しいUltrabookプロモーションを紹介ユーザーに訴えるのは機能から体験へ(2/2 ページ)

» 2013年03月18日 18時21分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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狙うは新入学生に新社会人

 Ultrabookでは、入学や入社といった新しい生活を始めるユーザーに向けたプロモーションを行っている。そのキーワードでは、機能やスペックではなく、Ultrabookで可能になる。「新しい体験」をアピールすると、インテル マーケティング本部 リテール統括部統括部長の井田昌也氏は語っている。

 プロモーションでは、大学生向けと社会人向けのそれぞれでコミックによるストーリーを設定しており、説明会で紹介した大学生編では、リポートが完成するまで使える長時間バッテリー駆動や、タブレットスタイルとクラムシェルスタイルの両方で使えるコンバーチブルによる利用場面の幅広さを訴求している。また、インテルでは、クラウドサービスを介したスマートフォントとUltrabookの連携も重視しており、説明会では、スマートフォンで撮影した画像をDropboxでUltrabookと共有し、編集作業は画面が広くでマウスやキーボードが使えるUltrabookで行うことで、作業効率を最適化できることを示した。

インテルは春のUltrabookプロモーションで、新生活を始めるユーザーに対して、機能とスペックではなく、「体験」を訴える(写真=左)。ユーザー向けのパンフレットでは、マンガでUltrabookと一緒に送る新しい生活を紹介している(写真=右)

 インテルでは、新生活を始めるユーザーを対象にしたキャンペーンを予定しており、3月1日〜4月30日には「幸せカモン! キャンペーン」を実施、3〜4月にかけて新入学の大学生を対象としたタッチ&トライイベントを入学式時期にあわせて主要大学がある街で行う。また、現在実施中で3月31日までの期間では、「Welcome to your Ultrabook プレミアム・ソフトウェア・キャンペーン」を行っており、抽選で4800名に、インテルが選んだ“Ultrabookに最適化したソフトウェア”のダウンロード用IDをプレゼントする。

インテル代表取締役社長の吉田和正氏は、1月の説明会で紹介したインテルの2013年キーワード「Big Hairy Audacious Year!」(熱いパッションで高いゴールを設定して挑戦する2013年にする)の実現のために、インテルは豊富な資金を投入して研究開発を進めていると述べ(写真=左)、2013 CESやCeBIT 2013で公開したHaswell搭載リファレンスデザインを日本の関係者に紹介した(写真=右)

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