冷却パーツでは、コルセアの水冷キット「Hydro H110/H90」が登場から早々にヒットを飛ばしていた。どちらもユニバーサルデザインの完成済みモデルで、H110は14センチファンを2基並べる長めのラジエーターを、H90は14センチファン1基を固定する短めのラジエーターを採用している。価格は順に1万6000円弱と1万4000円弱だ。
パソコンショップ・アークは「最近は14センチファンが付けられるPCケースも増えていますし、12センチタイプから人気がシフトしていく可能性がありますね。反響はまずまず大きく、上位のH110は入荷後すぐに売り切れました」と話していた。
周辺機器類の注目株は、グリーンハウスの「GH-ULA303AK」だ。USB 3.0接続のUSBハブ兼ギガビットLANアダプタで、価格は5500円前後となる。バスパワーで稼働し、USB 3.0対応のハブポートを3基備える。入荷したパソコンハウス東映は「Ultrabookなど、最近はポートが少なかったり有線LANポートがなかったりするノートが多いので、ニーズはあると思います。これ1台でかなりのことが解決しますから」とヒットを期待していた。
PCケースは、abeeからmini-ITXマザー対応の「acubic A90」が登場していた。価格はブラックとシルバーが3万円弱、ピュアホワイトが3万2000円弱だ。ATX電源が固定できる電源ベイと、6基の3.5型ベイに2基の2.5型ベイ、1基の5型ベイを備える。ケースサイズは229(幅)×309(奥行き)×349(高さ)ミリ。
TSUKUMO eX.は「mini-ITXで大容量構成を狙うなら魅力的な選択肢だと思います。ただ、mini-ITXマザーを選ぶ人は、ハイエンドかつコンパクトを狙うことが多いので、その場合はmicro ATXケースに近い大きさがネックになりますね。大量のドライブが載せられるのが強みですが、諸刃の剣かもしれません」と評価していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.