「Windows Blue」は6月に初披露? MicrosoftがBUILD開催日を発表

» 2013年03月27日 09時22分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは3月26日(現地時間)、2013年の年次開発者会議「BUILD」を6月26日〜28日にサンフランシスコのモスコーニ・センターで開催すると発表した。登録受付は太平洋時間の4月2日午前9時から。チケットの価格は、先着500人までは1595ドルで、後は2095ドルになる。

 build BUILDの予約ページ

 同社のチーフエバンジェリスト、スティーブン・グッゲンハイマー氏は公式ブログで「Buildでは、Windows、Windows Server、Windows Azure、Visual Studio他のアップデートについて説明する」としている。予約ページは、Windows Phone、Internet Explorer(IE)、Office 365、Xboxについても触れている。

 また、コーポレートコミュニケーションズ担当副社長のフランク・ショー氏は別の公式ブログで、“Blue”について触れた。同氏は、BlueはMicrosoftの“デバイス&サービス”の取り組みを促進する計画全体のコードネームだと説明している。

 build 2

 デバイス&サービスとは、スティーブ・バルマーCEOが昨年の年次報告書公開の際、株主に宛てたレター(リンク先はオンラインのWord文書)で提唱した同社のスローガン。OSやソフトウェアだけでなく、それを搭載するPCやモバイル端末の開発も視野に入れた企業になるという宣言とみられる。

 次期Windowsについては、ここのところパートーナー向けビルドのものとみられるスクリーンショットがリークされるなど、うわさが高まっている。全面が青いBUILDの予約ページのトップには「Don't Peek(のぞき見禁止)」「ただし、ゆっくりスクロールするのは自由」とあり、スクロールするとWindows 8のリリースなどについての説明が表示されて最後に予約コーナーにたどりつくようになっている。

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