MEDIAS for BIGLOBE LTEは、IP電話アプリ「BIGLOBEフォン・モバイル」をダウンロードしてインストール(※)することで「音声通話」もできる。050より始まる専用のIP電話番号が提供されるので、発信はもちろん、着信も可能である。
BIGLOBEフォン・モバイルの月額基本料は315円/月だが、MEDIAS for BIGLOBE LTEの申込者にはこの月額基本料とユニバーサルサービス料が「最大12カ月、無料」となる特典を用意されている。
気になる通話料金は、まずBIGLOBEフォン・モバイルユーザー同士の通話は「無料」。他社の携帯電話や固定電話にももちろん発信が可能で、国内電話において、他社携帯電話あてが約16.7円/1分、固定電話あては8.4円/3分である。参考までに大手携帯電話事業者のLTEスマートフォンの基本通話料金は固定電話・携帯電話ともに21円/30秒なので、改めて比べるとかなり低料金だ。大手携帯電話事業者には追加料金(1000円前後/月)を支払うことで通話料金が半額になる割引サービスもあるが、それを適用した場合と比べても通話料金を低く抑えられる。家族や友人・知人との通話はもちろん、ビジネスシーンでの利用──例えば電話連絡・報告の機会が多いオフィスのグループ・部署・チーム単位で導入するのもコスト削減につながるよい方法の1つだろう。
BIGLOBEフォン・モバイル通話料 | |
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BIGLOBEフォン・モバイル同士 | 無料 |
無料相互接続しているIP電話への通話 <対象一覧> |
無料 |
有料相互接続しているIP電話への通話 <対象一覧> |
8.4円/3分 |
国内固定電話への通話 | 8.4円/3分 |
国内携帯電話への通話 | 約16.7円/1分 |
国内PHSへの通話 | 12.6円/1分、さらに1回の通話ごとに10.5円加算 |
国際電話 | 8円(免税)/1分(アメリカ)など <国際電話料金表> |
※国内固定電話はNTT「ひかり電話」KDDI「auひかり電話」などのIP電話を含む ※通話料は、契約する携帯電話会社ではなく、BIGLOBEへの支払いになる ※通話料は「本体総額+消費税」で計算し、1円未満を四捨五入で端数処理をしている。そのため、請求の際には税込金額の合計と差が生じることがある ※国内携帯電話への通話料は「010-81-90-XXXX-XXXX」とダイヤルした場合、18.9円(税込)/分となる ※国際電話は、先頭に「010」を付け「010-国番号-国内番号」とダイヤルする |
また、留守番電話機能や保留転送機能も無料で利用可能だ。留守番電話機能は1分間のメッセージを最大10件まで録音でき、ダイヤル画面の「留守番電話再生」ボタンからワンタップでメッセージを再生できる。保留転送機能は、通話中の電話をほかのBIGLOBEフォン・モバイル利用者の050電話番号に転送できるもの。BIGLOBEフォン・モバイル利用者同士で無料で通話できる特長とともに、こういった機能も大いに活用したいところだ。
電話がつながるか否か──の心配も不要だ。BIGLOBEフォン・モバイルはIP電話網(インターネット)を用いて音声通話を実現するIP電話アプリで、LTEや3Gネットワーク、Wi-Fiで利用することができる。BIGLOBE LTE・3Gでデータ通信ができる場所であれば大丈夫だ。
では、ほぼスマホ「MEDIAS for BIGLOBE LTE」は実際にどのくらい毎月の通信費を下げられるか、大手通信事業者の料金プランを例に確かめてみよう。
ほぼスマホ「MEDIAS for BIGLOBE LTE」のもっとも低価格なライトSプラン(2980円/月:特典適用料金)」は、大手通信事業者の2段階定額プランにおいてLTEパケット通信量下限料金に相当する。
上記の大手通信事業者も3000円台/月が2段階定額の下限料金となるが、これに含まれるパケット通信量は約5Mバイト分。それ以降は上限料金まで従量制課金となる。つまり、パケット通信を「ほぼ使わない」のであればMEDIAS for BIGLOBE LTEでライトSプランを利用するのと同程度の月額料金となるが……5Mバイトでは、スマートフォンでインターネットなどのデータ通信を活用するのはかなり無理がある。
対してMEDIAS for BIGLOBE LTEでライトSプランを利用するなら、ほぼ同料金で1Gバイト(約1000Mバイト)まで利用可能。普段使いでもしっかり使えるデータ通信量が用意されていることが大きく違う。ちなみにこの1Gバイトとは、1カ月間にデータ通信が可能な「データ送受信量の上限」であり、仮にデータ通信量の上限に達してしまっても料金は加算されないので安心してほしい(月間総量基準値が上限の1Gバイトを超えても、月末まで通信速度最大128kbpsでインターネット接続が可能となっている)。
ちなみに、ライトSプランから上位のプラン(ライトMプラン)へ「無料で変更可能」(即時移行が可能)。まずはライトSプランから始めてみて、1Gバイトでは足りないのが分かったら2Gバイトまでの「ライトMプラン」に変更してはいかがだろう。自身でどれだけデータ通信を使うか分からないといった人でも、これなら安心して導入できるはずだ。
続いて、端末1台と月間総量基準値が7Gバイトまで使える、ほぼスマホ「MEDIAS for BIGLOBE LTE」の「スタンダードプラン」(5980円/月:特典適用料金)を、大手通信事業者の定額フラットプラン選択時と比べてみよう。
データ通信が可能なデータ通信量は同じだが、こちらもMEDIAS for BIGLOBE LTEとは約1300円/月ほどの料金差となる。さらに、スタンダードプランには「1契約で最大3枚のUIMカード(SIM)を申し込める」という大きな特長がある。
これにより、1枚はMEDIAS NE-202に使いつつ、これまで使用していたドコモスマートフォンのお古、あるいは最近増えているSIMロックフリー(Xi/FOMAネットワークで利用可)のスマートフォンやタブレットに2枚目、3枚目のUIMカード(SIM)を装着して複数台持ち、あるいは家族それぞれで利用するといった使い方も自在だ。この特長は2013年4月現在、大手通信事業者にはないNECビッグローブならではのサービスである。
大手通信事業者で最新スマートフォンを購入する場合、機種によって金額は異なるが約2000円/月ほどの分割払金が別途発生する(2年・24回払いの場合)。スマートフォン利用代金の合計額にスマートフォンの分割払金も含めると……MEDIAS for BIGLOBE LTEとは、さらに大きな料金差が付くことがお分かりいただけただろうか。
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提供:NECビッグローブ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年5月21日