2013年3月後半にBUY MORE秋葉原本店で先行投入された、アユート(元MVK)のPCパーツブランド「Project M」が本格的に始動し、新たに9モデルが複数のショップに並ぶようになった。Project Mは元PC DIY SHOP FreeTの森田氏が企画を担当しており、森田氏は3月時点で「ProjectM自体はMVK(現アユート)の製品ブランドとして取り扱い店を限定せず展開していく予定です。4月から本格的に商品を展開します」と話していた。
新モデルのうち、4種類はmSATA SSDをほかの規格で利用する変換アダプタだ。2.5インチIDEアダプタ「MSATA2IDE25」と1.8インチIDE 44ピンアダプタ「MSATA2IDE18」、同1.8インチZIFアダプタ「MSATA2ZIF」(3モデルとも3000円弱)に、USB 3.0接続の外付けSSDにするキット「USB3.0MSATA-CASE」(3800円前後)をそろえた。このほかSATAドライブをmSATAで接続するためのアダプタ「MSATA2SATA」(1500円前後)や、MSATA2ZIFを50ピンに変換するケーブル「ZIF2PIN50」(1000円弱)を用意する。
残りの3モデルは、1.8インチHDD/SSDをUSB 2.0接続で使う外付けキットだ。ZIFドライブ向きの「1.8HDDZIF-CASE」と50ピンドライブ向きの「1.8HDD50PIN-CASE」が1500円前後、1.8インチmicroSATAドライブ用の「1.8MICROSATA-CASE」が2000円弱で売られている。
パソコンショップ・アークは「マニアックですけど、かゆいところに手が届くラインアップだと思います。活用しにくいニッチなドライブの使い道が広がるので、メインマシンで付け替えたあともいろいろと利用できるようになりますし」と評価していた。
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