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» 2013年04月18日 11時30分 UPDATE

Nexus 7の弟分か、それとも……:マンガの大人買いでタブレットが手に入る?――「MeMO Pad ME172V」という選択 (1/4)

ASUSの新しい7型タブレットは、電子書店のeBookJapanとコラボした「MeMO Pad ME172V」。eBook図書券と限定コミックの特典が付くほか、コミック全巻セットとの同時購入で格安になるのがポイントだ。オマケ感覚で買えるタブレットをじっくり検証する。

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

ASUSとeBookJapanのコラボで低価格を実現

tm_1304_me172v_01.jpg ASUSの7型Androidタブレット「MeMO Pad ME172V」

 これは「Nexus 7」の弟分なのか、それとも……。

 ASUSTeK Computer(ASUS)から登場した「MeMO Pad ME172V」は、7型ワイド液晶ディスプレイを搭載したAndroidタブレットのエントリーモデルだ。

 単体でも1万7800円と手ごろな価格だが、電子書店「eBook Japan」とのコラボレーションにより、コミック全巻セットとの同時購入であれば格安価格で購入できるほか、eBook図書券と限定コミックの購入特典も付属している。また、Amazonの7型タブレット「Kindle Fire HD」などと異なり、Google Playに対応している点も見逃せない。

 今回は評価機を入手できたので、性能や使い勝手を検証しよう。ボディカラーはグレーとピンクの2種類があるが、試用したのはピンクモデルだ。

キラキラ光る印象的な背面カバー

tm_1304_me172v_02.jpg サイズや全体のフォルム、握った印象は「Nexus 7」によく似ている

 ASUSの7型タブレットといえば、Googleと共同開発した人気モデルのNexus 7があるが、このMeMO Pad ME172Vはサイズ感、全体のフォルムともNexus 7に酷似しており、パッと見では色違いモデルのようでもある。

 もっとも、実際に比べてみると意外に違いは大きい。ボディサイズは119.2(幅)×196.2(高さ)×11.2(厚さ)ミリ、重量は約356グラムだ。Nexus 7(幅120×高さ198.5×厚さ10.45ミリ、約340グラム)より若干だが、厚みがあり重さもある。

 大きく異なるのが、ポップなイメージの裏面カバーだ。ピンクというよりは明るいメタリックレッドというイメージだが、幾何学模様の凹凸が付けられ、キラキラと輝く。思わず手にとってみたくなる魅力があり、女性にも受けそうなデザインだ。表面はサラサラとしてベトつかず、手に持った感触もよい。

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tm_1304_me172v_04.jpg 左がMeMO Pad ME172V(幅119.2×高さ196.2×厚さ11.2ミリ、約356グラム)、右がNexus 7(幅120×高さ198.5×厚さ10.45ミリ、約340グラム)。MeMO Pad ME172Vのほうがわずかに厚くて重い

tm_1304_me172v_05.jpgtm_1304_me172v_06.jpgtm_1304_me172v_07.jpg 前面の下部に「ASUS」ロゴ、右上には「eBookJapan」のシールが貼られている(写真=左)。背面の下部にはスピーカーを内蔵している(写真=中央)。ビビットなカラーに幾何学的なデザインパターンを施した背面には、ASUSのロゴも刻まれている(写真=右)

 ボタン類、端子類の内容、配置も異なっている。縦位置で見て、電源ボタンと音量調整ボタンが側面にある点は共通だが、Nexus 7の右側に対し、MeMO Pad ME172Vは左側と、左右反対に付いている。ヘッドフォン出力端子もNexus 7の下面に対し、MeMO Pad ME172Vでは上面だ。Micro USBが下面中央にあるのは共通だが、MeMO Pad ME172Vではその脇にNexus 7にはないSDHC対応のmicroSDカードスロットが設けられている。

tm_1304_me172v_08.jpgtm_1304_me172v_09.jpg 上面にヘッドフォン出力を搭載(写真=左)。下面にMicro USB、SDHC対応のmicroSDカードスロットを用意(写真=右)

tm_1304_me172v_10.jpgtm_1304_me172v_11.jpg 左側面に電源と音量調整のボタンが並ぶ(写真=左)。右側面にはリセット用の小さな穴が配置されている(写真=右)

tm_1304_me172v_12.jpg 内蔵リチウムポリマーバッテリーの駆動時間は約7時間、充電時間は約3.5時間だ。付属のACアダプタはUSBケーブルが着脱でき、コンパクトにまとまっている

 内蔵リチウムポリマーバッテリーの容量は公開されておらず、バッテリー駆動時間は約7時間とされている。なお、同じ基準(輝度100カンデラ/平方メートル、720pの動画を連続再生した場合)でNexus 7は約9.5時間とされている。

 実測のバッテリー駆動時間だが、ディスプレイの輝度50%、Wi-Fiオン、音量53%の環境下で、動画再生アプリ「mVideo Player」を使ってMPEG-4 AVC/H.264(Baseline Profile)形式の1080p動画ファイルをリピート再生させたところ、満充電から残り15%になるまで5時間9分かかった。同条件でのNexus 7は、残り20%までで6時間8分だった。やはりNexus 7より短めであり、7型タブレットとしては少々物足りなさを感じる。

 付属のACアダプタはサイズが49(幅)×49(奥行き)×27(高さ)ミリ(プラグの出っ張りを含めると奥行き60ミリ)、重量が約50グラムとコンパクトで、出力仕様は5ボルト/2アンペアだ。ACアダプタとUSBケーブルを分離できるのはいいが、プラグ部分が張り出して収納できない点はマイナスになる。USBケーブルでPCと接続した場合、本体がスリープもしくは電源オフのときに充電可能だ。

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