中古PCだからこそ高品質なSSDを!「M5 Pro Xtreme」でノートPCを再生しよう買い替える必要なんてない(2/2 ページ)

» 2013年04月25日 10時00分 公開
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「M5 Pro Xtreme」への乗り替えはまさに別次元

 それでは、PX-256M5Proに乗り替えて実際にどれだけ高速化されたのかベンチマークテストで検証していこう。評価に使用したFMV LIFEBOOK AH77/Eは、Sandy Bridge世代のCore i7-2670QM(2.2GHz/最大3.1GHz)を搭載し、メモリが8Gバイト、HDDが750Gバイト、グラフィックス機能はCPU統合型のIntel HD Graphics 3000を使う仕様だ。

 チップセットがIntel HM65 Expressで、SATA 3.0(6Gbps)をネイティブサポートしているため、PX-256M5Proの高性能を引き出せる。型落ちとはいえ、クアッドコアCPUを採用したかなりハイスペックな構成だが、5400rpmの2.5インチHDDが足を引っ張って体感的にはややもっさりとした印象があった。なお、前述の通り、評価機のHDDはウエスタンデジタルの「WD7500BPVT」だった。

 まずはWindows 7のエクスペリエンスインデックスの結果だ。下に掲載した画面を見れば分かるように、SSD換装前のシステムも全体的にスペック通りの高いスコアでまとまっているが、プライマリハードディスクのサブスコアのみ5.9と6を下回っている。一方、PX-256M5Proに入れ替えると、プライマリハードディスクのスコアが上限の7.9に軽く到達した。普段使いにはほぼ死角のないスコアといえる結果で、Windows 7の操作全般が非常に快適化されるのは間違いない。

Windows 7のエクスペリエンスインデックスの結果。左がWD7500BPVT、右がPX-256M5Pro。PX-256M5Proはスコア上限に達している

 次に定番ベンチマークテストのCrystalDiskMarkの結果を見てみよう。テストファイルのサイズは1000Mバイトで計測している(テストデータはランダム)。

 まずWD7500BPVTの結果だが、5400rpmの2.5インチHDDらしいスコアが並んでいる。特にHDDの構造上、ランダムアクセスが非常に遅く、これがOSの起動で待たされる原因の1つとなっている。一方、PX-256M5Proはシーケンシャルリードが487.1Mバイト/秒、シーケンシャルライトが427.6Mバイト/秒と、公称値にはおよばなかったものの、最新世代のSSDにふさわしい良好な結果。シーケンシャルの読み書きではHDDに5倍前後の差をつけ、ランダムアクセスは雲泥の差となっている。なお、QD32のスコアからIOPSを算出すると、リードが約9万7000IOPS、ライトが約8万3000IOPS。公称値には届いていないが、非常に優秀な結果であることは変わりない。

CrystalDiskMark 3.0.2の結果。左がWD7500BPVT、右がPX-256M5Pro。これだけ差があるとちょっとした操作でも違いがはっきりと分かる

 次に、日常のPC操作をシミュレートする総合ベンチマークとして、PCMark 7(System storage score)とPCMark Vantage x64(HDD Test Suite)の結果も見てみよう。

 PCMark 7のSystem storage scoreは、WD7500BPVTの1435に対して、PX-256M5Proが5290と369%ほど高いスコアを出している。テストを個別に見ると、アプリケーションの起動速度を測るstarting applicationsで差が大きく開いているのが分かる。ランダムリードが大半を占めるテストでSSDのメリットが強調された形だ。

 同様に、PCMark Vantage x64のHDD Test SuitesでもPX-256M5Proが圧倒的な速さを見せつけた。ストレージ性能の総合スコアでPX-256M5Proが約1270%という差をたたき出しているが、多くの個別テストでも1000%前後、application loadingにいたっては7000%という大差となった。application loadingは、WordやPhotoshop、IEの起動をシミュレートするもので、こちらもランダムアクセス性能が大きく反映される。

 HDDからSSDに換装すると、まず驚かされるのがアプリケーションの起動速度だが、確かにこれほどの差があるのなら、はっきり体感として「速い!!」と感じるのもうなずける。PX-256M5Proを導入したノートPCはほとんど別物になると言ってもいいだろう。

PCMark 7(System storage score)とPCMark Vantage x64(HDD Test Suites)の結果。その差は歴然だ

 このほかSSDには、駆動部分がないために耐衝撃性が高く、低騒音、低消費電力という特徴もある。今回取りあげた15型クラスのノートPCではあまり関係はないが、バッテリー駆動時間が使い勝手に直結するモバイルPCでは、PX-256M5Proの導入がさらに大きな意味を持つだろう。9ミリ厚の2.5インチHDDからの換装であれば、わずかながら本体を軽量化できるのもメリットだ。

 また、例えノートPC側のインタフェースがSATA 3.0に対応していない古い機種でもPX-256M5Proを選ぶ意味はある。最高性能を発揮できないのはもったいない気もするが、仮にSATA 2.0(3Gbps)の帯域いっぱいまで利用できると考えるなら、2.5インチHDDとはやはり比較にならないほどの性能差がある。

 もしあなたが古くなったノートPCに不満を抱いているのなら、本体を裏返してHDDを交換できる構造になっているかどうかを確かめてみてほしい。最高クラスの性能と企業レベルの信頼性を兼ね備えた「M5 Pro Xtreme」を導入できれば、まるで新品のノートPCを1台手に入れたような体験ができるはずだ。

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