元アキバのベテラン店員・森田氏がプロデュースするブランド「Project M」にPCケースが加わった。ATXマザーに対応しながら、186(幅)×274(奥行き)×392(高さ)ミリのコンパクトなボディを特徴とする「Selfish M1」シリーズだ。カラーバリエーションはシルバーとブラック、ブルー、レッドの4種類で、価格はブラックとシルバーが3万円弱、ブルーとレッドは3万2000円弱となる。そのほか、AMDのロゴをプリントした限定モデルも3万6000円弱で出回っている。
デモ機を展示しているBUY MORE秋葉原本店は「電源や板モノのスペースを確保した上で、ドライブベイのスペースを極力省いてコンパクトを目指したケース」という。ドライブベイは5インチと3.5インチ用がそれぞれ1基と、2.5インチベイが2基となる。電源ベイにはATXタイプを装着可能だ。
Project Mのニッチさに注目するユーザーも増えているようで、「あったらいいな、と思っていたパーツが登場して買う人が多いですが、Project Mをきっかけに自作の幅を増やす人もいると思います。単に無茶な感じではなく、ちゃんと理にかなっているから固定ファンがつきやすいのでは」(某ショップの店員)との評価も聞く。
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