ドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「ELUGA P P-03E」は、フィーチャーフォンからスマートフォンに移行するユーザーを想定して、片手でも使いやすいボディデザインにケータイライクなユーザーインタフェースを採用したモデルだ。ボディサイズは、65(幅)×132(高さ)×10.9(厚さ)ミリで、重さは146グラム。幅65ミリのボディとラウンドフォルムを取り入れているので、小柄な人でも片手で持ちやすい。
ユーザーインタフェースの特徴的な機能として、ケータイのように操作できる「docomo シンプル UI」を導入した。ケータイキーとの組み合わせで簡単に入力作業ができるほか、伝言メモに着信イルミネーション設定など、iモード携帯電話で使い慣れた機能を利用できる。また、画面にタッチしないで操作できる「タッチアシスト」を採用し、文字入力で指を画面に近づけると変換候補文字を拡大で表示するほか、Webブラウザではスライドバーを表示して画面の拡大縮小を片手で操作できるようにする。さらに、ボディの背面をタップすると画面表示をオンにし、側面をタップすると通話音量の調整する「フィンガータップ」や、使う回数が多いアプリをすぐに起動できる「タスクマネージャーPLUS」なども用意した。
ディスプレイサイズは4.7インチで解像度は1080×1920ピクセル。ディスプレイのパネル表面に耐指紋フッ素コーディングを施し、タッチ操作で気になる汚れを防ぐ。ELUGA Linkに対応したレコーダで録画したフルHD動画コンテンツを外出先で視聴できる機能も備えた。
2600mAhの大容量バッテリーを内蔵するほか、パナソニック独自の省電力機能「エコナビ」に対応。さらに、ユーザーが登録した無線LAN受信エリアを感知して無線LANモジュールのオンとオフを自動で切り替える機能や、設定したバッテリー残量や時刻になると省電力モードに移行する機能を導入している。また、急速充電にも対応する。
メインカメラは有効1340万画素で、パナソニック独自開発の「SmartFSI」センサーを実装する。さらに、LUMIXで培った高画質技術「Mobile VenusEngine」による画質補正を利用できるほか、新しいノイズリダクション処理に対応して、暗いシーンでもきれいな画像で撮影できる。撮影機能でも、カメラを向けただけで自動で最適なシーンモードを自動で認識する「おまかせiA」を導入したほか、顔検出機能では処理時間を高速、かつ、高精度にした。また、タッチパネルに触れずにシャッターを切るタッチアシスト機能を採用して、ブレが少ない撮影を可能にした。
「ELUGA P P-03E」の主な仕様 | |
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機種名 | ELUGA P P-03E |
OS | Android 4.2 |
CPU | APQ8064T 1.7GHz クアッドコア |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約65×132×10.9ミリ |
重さ | 約146グラム |
連続通話時間 | 3G:約610分、GSM:約580分 |
連続待受時間 | LTE:約440時間、3G:約490時間、GSM:約420時間 |
バッテリー容量 | 2600mAh |
メインカメラ | 有効約1340万画素 表面照射型CMOS |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
メモリ | ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
ディスプレイ | 約4.7インチ フルHD(1080×1920ピクセル)表示 |
ボディカラー | Gold、Black |
主なサービス・機能 | Xi(下り100Mbps/上り37.5Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)、Bluetooth 4.0、Wi-Fiテザリング(10台)、おくだけ充電、おサイフケータイ、NFC(決済サービス対応)、ワンセグ、spモード、GSM、エリアメール、ほか |
発売予定日 | 6月下旬 |
(記事掲載当初、連続待受時間と連続通話時間の単位記述に誤りがありました。おわびして訂正いたします)
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