マウスコンピューターは6月2日、第4世代Coreプロセッサーを搭載するデスクトップPCの新ラインアップとして、「LUV MACHINES」シリーズ、「LUV MACHINES Slim」シリーズ、「MDV ADVANCE」シリーズを発表、同日より販売を開始した。
ミニタワーのLUV MACHINESシリーズは、「Lm-HH500E」「Lm-GH500X」の2モデルを用意。いずれもIntel H87 Expressベースの製品で、ケースは従来モデルを引き継ぐ。第4世代Coreの内蔵グラフィックス機能が強化されたことで、外部GPUを搭載しないモデルでも4K2Kの高解像度出力や3画面同時出力をサポートしたのがポイントだ。
下位モデルのLm-HH500Eは、CPUにIntel Core i5-4430(3GHz/最大3.2GHz)を採用し、8Gバイトメモリと500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600という構成で5万9850円と、6万円を切る価格に設定されている。一方の上位モデルのLm-GH500Xは、Core i7-4770に、8Gバイトメモリ、1TバイトHDD、GeForce GTX 650(1Gバイト)という構成で8万9800円だ。
インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×4、ギガビットLAN、音声入出力、ヘッドフォン、マイクなど。外部映像出力として、DisplayPort、DVI(Lm-GH500XはDVI×2)、アナログRGB。本体サイズは180(幅)×382(奥行き)×373(高さ)ミリ。OSは64ビット版Windows 8だ。
100(幅)×393(奥行き)×364(高さ)ミリのスリムケースを採用する「LUV MACHINES Slim」シリーズは、標準構成でCore i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)を搭載する「Lm-HSH400S」を7万9800円で発売する。
そのほかの仕様は、8Gバイトメモリ、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブという構成。インタフェースは、SDメモリーカード(SDXC)/メモリースティック対応のマルチカードスロット、USB 3.0×4、USB 2.0×4、ギガビットLAN、音声関連端子など。映像出力としてDVI、Display Port、アナログRGBを備える。OSは64ビット版Windows 8。なお、スリムモデルながら、BTOでSDD+HDDのダブルドライブ構成や水冷CPUクーラーなども選択できるのもポイントだ。
ミドルタワーの「MDV ADVANCE」シリーズには、Z87 Expressベースのモデルが登場している。拡張性の高いケースや最大1000ワットの電源ユニット、外付けグラフィックスとしてGeForce GTX 680や、SSD+HDDの構成も選べるストレージ、冷却効率を高めるメッシュパネルのフロントマスクや水冷クーラなど、豊富なBTOメニューは健在だ。
推奨モデルは、Core i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)、16Gバイトメモリ、2TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、GeForce GTX 660(グラフィックスメモリ2Gバイト)という構成で11万9700円。内部拡張スロットは、PCI Express x16×1(空き0)、PCI Express x4×1(空き1)、PCI Express x1×3(空き3)。インタフェースは、SDメモリーカード(SDXC)/メモリースティック対応のマルチカードスロットUSB 3.0×4、USB 2.0×6、音声入出力、ギガビットLANなど。電源ユニットの容量は500ワット。OSは64ビット版Windows 8だ。本体サイズは、180(幅)×382(奥行き)×373(高さ)ミリ。
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