第4世代Coreに対応するLGA 1150マザーボードも各社から一斉に発売された。チップセットは、全機能入り「Z87」と、オーバークロック機能を省いた「H87」、RAIDやSRTなどの機能も省いた「B85」がある。価格は9000円〜5万円前後で、mini-ITXサイズからATXまで豊富にそろう。モデル単位では品薄なものもあるが、全体の在庫は十分ある状況だ。
新Coreシリーズは従来のLGA 1155との互換性がないため、CPUとマザーボードの売れ行きは直結している。今のところ売れ筋は、チップセット別にみるとZ87だ。
BUY MORE秋葉原本店は「初回はハイスペック志向の人が買っていくという流れがあるので、最上位のZ87が売れるのは当然の流れですね。下位のH87やB85マザーも今後順調に伸びてくると思います。ただ、B85は今回PCIにネイティブ対応していないので、それがどう影響するのか気になるところです」と話していた。
また、消費電力を抑えた新CPUの特性から、ASRock「Z87E-ITX」(2万3000円弱)やASUSTeK「H87I-PLUS」(1万5000円弱)といったmini-ITXマザーが初回からニーズが高く、深夜販売の時点で品薄な様子だった。
某ショップは「Haswellの特性を生かして、24時間動かすような小型サーバを作りたいと思っている人も多いでしょう。なので初回からmini-ITXのラインアップを増やしたかったんですが……。まあ、ゼロじゃなかったのでよしとします」ともったいなさそうな顔をしていた。
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