NTTドコモは、国内最速となる、LTEサービス「Xi」の下り最大150Mbpsのサービス提供に先駆け、7月30日から、神奈川県の一部地域で試験運用を開始する。
下り最大150Mbps(上りは最大50Mbps)のLTEサービスは、現在FOMA(3G)で使っている1.7GHz帯の20MHz幅(×2)を使い、2013年10月から東名阪の一部エリアで提供する予定。現在、1.7GHz帯のLTEに対応したドコモ端末は発売されておらず、2013年10月以降に発売される一部機種から対応する。
神奈川県での試験運用も1.7GHz帯で行うが、「試験運用している基地局配下のFOMAユーザーに影響は出ないようにしている」(NTTドコモ広報部)とのこと。試験運用したエリアは、150Mbpsの商用サービス開始後もエリア化される予定。
現在、ドコモは下り最大112.5MbpsのLTEサービスを130都市以上で提供している。今回の試験を通じて、下り最大150Mbpsのサービス提供に向けた準備を進める。
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