スマホと自作マシンの新たな連携――NFCユニットとBluetooh入力切り替え機が登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2013年08月19日 12時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

初心者にも安心、だからこそ高速版が人気に?――ShuttleのNASキット「OMNINAS」の新型

 2012年9月に難易度の低いNASキットとして注目を集めた、Shuttleの「OMNINAS」に新型が登場した。型番は「KD21」で、価格は2万3000円弱となる。

 OMNINAS KD21は2台のSATAドライブが組み込めるNASキットで、外観は前作「KD20」とほぼ同じだ。一方で仕様は大きく変わっており、3.5インチドライブ専用から2.5/3.5インチの両対応になったほか、2台構成ではRAID 0/1やJBOD(ディスクを連結して1つのドライブとして扱う)に加えて、2台を個別のドライブとして扱うことも可能になった。

photophoto Shuttle「OMNINAS KD21」(写真=左)。KD20と併売するショップも多い(写真=右)

 CPUとメモリを強化したのもポイントだ。シーケンシャルリードとシーケンシャルライトの転送速度がそれぞれ75Mバイト/秒と55Mバイト/秒から、100Mバイト/秒と70Mバイト/秒に引き上げられている。そのほか、前面に2基のUSB 3.0端子を配置したり、4TバイトHDDに対応したりといった進化もある。

 その分、現行価格はKD20(実売1万6000円弱)よりも高くなっているが、初入荷から好調に売れているという。BUY MORE秋葉原本店は「初心者でも安心なNASキットということで評判になったシリーズですが、操作に慣れると転送速度の遅さに不満を持つケースも結構あります。その問題を解消したので、多少高くても売れているんでしょう。これからNASを導入する場合、多少高価でもより快適なKD21がいいと思う人は多いんじゃないですかね」と話していた。

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