PC USER Pro

EIZO、ブルーライトを抑制する液晶ディスプレイ5機種――スタンドが小型化24.1型/23型/22型

» 2013年08月23日 15時00分 公開
[ITmedia]

主力の「FlexScan EV」シリーズに5機種を投入

 EIZOは8月23日、液晶ディスプレイ「FlexScan EV」シリーズの新機種として、24.1型の「EV2436W-Z」と「EV2416W-Z」、23型の「EV2336W-Z」と「EV2316W-Z」、22型の「EV2216W-Z」を発表した。2013年8月29日に発売する。価格はオープン、同社直販価格は3万3800円からだ。

「FlexScan EV」シリーズ。ボディカラーは「ブラック」と「セレーングレイ」を用意している

今回発表されたFlexScan EVシリーズの新機種
機種名 EV2436W-Z EV2416W-Z EV2336W-Z EV2316W-Z EV2216W-Z
画面サイズ 24.1型 24.1型 23型 23型 22型
解像度 1920×1200ドット 1920×1200ドット 1920×1080ドット 1920×1080ドット 1680×1050ドット
液晶パネル方式 IPS TN IPS TN TN
旧モデル EV2436W-FS EV2416W-TS EV2336W-FS EV2316W-TS
EIZOダイレクト販売価格 5万6800円 4万4800円 3万9800円 3万4800円 3万3800円

 FlexScan EVシリーズは、EIZOのワイド液晶ディスプレイにおける主力モデル。ブルーライトの抑制やちらつきの抑制といった疲れ目対策機能と、消費電力を低減する各種機能を搭載している。

 いずれも新デザインのスタンド「FlexStand」を採用し、上35度/下5度のチルト、左右合計で344度のスイベル、昇降(機種によって調整範囲は異なる)、90度の縦回転といった調整が可能だ。下5度のチルト調整は、主に金融市場からの要望に応えた新機能という。また、スタンド部の奥行きや設置面積、梱包(こんぽう)箱のサイズを削減した。

 マルチディスプレイ用途に向け、専用ソフトウェアから複数台の液晶ディスプレイを一括調整して表示のばらつきを解消する「Multi-Monitor Match」機能も追加している。

 DisplayPort/DVI-D/D-Subの3系統入力、USBアップストリーム1系統とUSBハブ2系統、1.0ワット+1.0ワットのステレオスピーカー、ヘッドフォン出力、10ビットLUTによる滑らかな階調表現、液晶パネルも含めた5年間保証(使用時間3万時間以内)といった特徴も持つ。

上位2機種はIPSパネルを採用

 24.1型の上位機「EV2436W-Z」と23型の上位機「EV2336W-Z」は、どちらもIPS液晶パネルを採用。上下/左右で各178度の視野角、300カンデラ/平方メートルの輝度、1000:1のコントラスト比、6msの応答速度(中間階調域)、約1677万色の最大表示色といったスペックだ。

24.1型の上位機「EV2436W-Z」(写真=左)。23型の上位機「EV2336W-Z」(写真=右)

 EV2436W-Zは、1920×1200ドット表示に対応。本体サイズは552.5(幅)×233(奥行き)×368〜499(高さ)ミリ、スタンドの昇降範囲は131ミリ(チルト0度時)、重量は約6.4キロだ。消費電力は最大で60ワット、標準時で19ワット、節電時と待機時で0.3ワット以下となる。直販価格は5万6800円。

 EV2336W-Zは、1920×1080ドット表示に対応。本体サイズは540(幅)×233(奥行き)×338.5〜478.5(高さ)ミリ、スタンドの昇降範囲は140ミリ、重量は約6.1キロだ。消費電力は最大で40ワット、標準時で14ワット、節電時と待機時で0.3ワット以下となる。直販価格は3万9800円。

TNパネル搭載機は新たに22型モデルを追加

 24.1型の下位機「EV2416W-Z」と23型の下位機「EV2316W-Z」、新設された22型の「EV2216W-Z」は、TNパネルを採用。上下160度/左右170度の視野角、250カンデラ/平方メートルの輝度、1000:1のコントラスト比、5msの応答速度、約1677万色の最大表示色といったスペックだ。

24.1型の下位機「EV2416W-Z」(写真=左)。23型の下位機「EV2316W-Z」(写真=中央)。22型の「EV2216W-Z」(写真=右)

 EV2416W-Zは、1920×1200ドット表示に対応。本体サイズは552.5(幅)×233(奥行き)×368〜499(高さ)ミリ、スタンドの昇降範囲は131ミリ(チルト0度時)、重量は約6.1キロだ。消費電力は最大で40ワット、標準時で11ワット、節電時と待機時で0.3ワット以下となる。直販価格は4万4800円。

 EV2316W-Zは、1920×1080ドット表示に対応。本体サイズは540(幅)×233(奥行き)×338.5〜478.5(高さ)ミリ、スタンドの昇降範囲は140ミリ、重量は約5.4キロだ。消費電力は最大で43ワット、標準時で14ワット、節電時と待機時で0.3ワット以下となる。直販価格は3万4800円。

 EV2216W-Zは、1680×1050ドット表示に対応。本体サイズは500(幅)×233(奥行き)×343.1.5〜483.1(高さ)ミリ、スタンドの昇降範囲は140ミリ、重量は約5.6キロだ。消費電力は最大で39ワット、標準時で12ワット、節電時と待機時で0.3ワット以下となる。直販価格は3万3800円。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月19日 更新
  1. 無償版「Copilot」でもフルタイムでGPT-4 Turboが利用可能に/「Copilot for Security」が4月1日から一般提供開始 (2024年03月17日)
  2. ナゼか小型タブレットでお絵描きにハマりそう! NECPC「LAVIE Tab T14/T9」 の実機を試して分かった驚き (2024年03月18日)
  3. 最高6.2GHzで動作するCoreプロセッサ現行最上位の「Core i9-14900KS」がデビュー! (2024年03月18日)
  4. 外付けGPU「ONEXGPU」でビジネスノートPCをパワーアップしてみた オンライン会議における“もっさり”の解決策になる? (2024年03月19日)
  5. 総務省がCHUWI(ツーウェイ)を「行政指導」 一部モデルで認証の取得漏れなどが判明 当該機種では「5GHz帯Wi-Fi」は使わないように (2023年04月13日)
  6. ロープロで2スロット厚! NVIDIA RTX 2000 “Ada世代”のグラフィックスカードが登場! (2024年03月16日)
  7. 新「M3 MacBook Air」は守備範囲の広さが魅力 MacBook Proとの違いはある? 買い替え検討者に伝えたい注目ポイント (2024年03月14日)
  8. PCの累計生産台数5000万台突破目前! 「島根富士通」が出雲にある理由 (2024年03月15日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. Copilotで画像を生成できる「Image Creator」を試してみよう (2024年03月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー