入力デバイスの新製品は、日本マイクロソフトの「Sculpt Ergonomic Desktop」に注目が集まった。スペースキーの上部に大きなスリットが入ったユニークなデザインで、独立したテンキーボードと、手を乗せる部分が右側に傾く半球型マウスを付属する。価格は1万3000円前後だ。マウス単独でも「Sculpt Ergonomic Mouse」として6000円弱で出回っている。
入荷したパソコンハウス東映は「最新のエルゴノミクス(人間工学)に基づいた形状ということで、疲れにくさを重視して選ぶ人にいい選択肢になると思います。マウスの形状もシンプルでいて個性的ですし、デザインを気に入って購入する人も多そうです」とヒットを期待していた。
一方、BUY MORE秋葉原本店では、10月1日に発売予定のミネビア製キーボード「COOL LEAF 02」の展示も始まっており、こちらも話題になっている。
COOL LEAF 02は、バックライトLED一体型静電スイッチを採用したフラットなキーボード。大阪大学大学院の川崎教授が手がけたビジネスデザインモデルで、2011年5月に登場した「COOL LEAF」(2万2000円前後)と同じコンセプトを持つ。ただし、フラットな盤面ながら入力感を擬似的に味わえる“Touching Feedback”技術を備え、右側にタッチパッドを盛り込むなど、初代にはない新機能を加えている。予価は2万6250円だ。
同店は「近年タッチパネルの技術や世間的な普及具合は高まっているので、2年前よりも実用を考えて注目している人が多いでしょうね。入力感も確かに面白いので、まず店頭で触ってみてほしいです」とプッシュしていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.