CPUクーラーでは、クーラーマスターの「Hyper 212X」が目立っていた。1基の12センチファンをサイドに固定したマルチソケット対応モデルで、価格は6000円弱。CPU直付けの銅製ヒートパイプを4本走らせているのがポイントだ。TSUKUMO eX.は「幅120×奥行き79(ミリ)のスリムなデザインなので、ケースの幅に余裕があって、物理干渉を避けたい人に向いていると思います」と語る。
マザーボードの注目株は、ASUSTeK ComputerのH81モデル「H81I-PLUS」だ。DDR3-1600対応のメモリスロットを2基備え、映像出力はHDMIとDVI、アナログRGBの3種類を用意している。PCI Express x16スロットも1基備え、価格は9000円弱となる。TSUKUMO eX.は「H81のmini-ITXマザーはASRockのH81M-ITX(約8500円)しかなかったので、よい選択肢になると思います。セカンドマシン用としてはちょうどいい仕様でしょう」と評価する。
ASUSからはB75チップセットを搭載したLGA1155対応のmicro ATXマザー「B75M-PLUS」も登場している。こちらは7500円前後だ。BUY MORE秋葉原本店は「B85ではなくIvy Bridge用のマザーです。このタイミングで新製品として登場するのは珍しいですね。昔のCPUを活用しつつ、低価格マシンを組むのにいいかもしれません」と話していた。
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