「リネーム感をどうするか、それが問題だ」――AMD「Radeon R9/R7」シリーズの反響は?古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2013年10月15日 10時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

高さ960ミリの水冷ラジエーター「airplex GIGANT 3360,alminum fins」がそびえ立つ

photo aqua computer「airplex GIGANT 3360,alminum fins」

 オリオスペックの店頭で圧倒的に目立っていたのは、独aqua computer社の水冷ラジエーター「airplex GIGANT 3360,alminum fins」だ。840ミリ長のラジエーターで四方を固めた直方体タイプのラジエーターで、本体サイズは310(幅)×310(奥行き)×960(高さ)ミリで重量は15.6キロにおよぶ。

 airplex GIGANT 3360,alminum finsは、オリオスペックとメーカーが直接やりとりする受注生産のため、注文を受けた際の為替レートによって価格が変動する。価格の目安は10万円前後だ。すでに展示機をほしいという問い合わせを受けており、これから注文する場合は2〜3カ月かかるという。

 同店は「室温にもよりますが、Xeonマシンなどを完全ファンレスで冷却することもできます。部屋のスペースに余裕があれば面白い選択肢だと思いますよ」とプッシュしていた。

 なお、オリオスペックではGeForce GTX TITANやGTX 780カードを水冷化した、独自モデルの販売も始めている。GTX TITANモデルの場合、EVGA製「GeForce GTX TITAN Superclocked」の標準クーラーを外し、EK Water Blocks製の水冷ヘッド「EK-FC Titan SE Acetal+Nickel」と同社バックプレート「EK-FC Titan SE Backplate Black」を装着する仕様となる。価格は15万9980円で、納期は約1週間だ。

photophotophoto airplex GIGANT 3360,alminum finsの上部。17〜18センチファンの固定も可能だ(写真=左)。製品の解説POP(写真=中央)。オリオスペック独自の水冷グラフィックスカード(写真=右)

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