Lifebear(Lifebear)
カレンダー/ToDo/メモなどの機能を備えた手帳アプリ。タスクを入力し、作業時間や締め切りを設定すると、カレンダーに反映してくれる。各日付けごとにフリーページが用意されており、その日あったことを書き込む感覚でメモできるのも手帳っぽい。
同じID/パスワードを使えばパソコンのWebブラウザでも使えるので、予定の入力はキーボードで楽に打ち込めるPC、閲覧はiPhoneといった使い分けも可能だ。
広田の視点:
iPhone単体では、iOSの「カレンダー」と同期できるので、iCloudのカレンダーデータを活用できる。あらかじめ設定しておけば、iOSのカレンダー経由でGoogleカレンダーのデータを引っ張ってくることも可能だ。ややこしいが、PCなどのWebブラウザでログインすれば、Googleカレンダーと直接同期することも可能だ。
営業などでは、日々増える名刺の管理に頭を悩ませている人も多いはず。データ化して管理できればあとで探すときに楽なのだが、いちいち入力するのも面倒。……というのはもう過去の話。ここ1、2年ほどで人力OCRサービスがいくつか登場し、iPhoneのカメラで名刺を撮って待っていれば、ネットを通じて送られたデータをオペレーターが入力してデータ化してくれる時代がやってきた。人力のため精度が高く、打ち直さなくていいのが便利だ。
広田の視点:
無料の名刺人力OCRサービスといえば「Eight」も有名だが、試してみたところ使い始めるまでの準備が長く、データ化の速度が遅かった。ただ、Eightも10万人以上の登録ユーザーがいるため、ビジネスSNS的に使いたいなら、Eightのほうがオススメだ。
Zaim(タイニー・ワークス)
名刺だけでなく、家計簿も自動入力でOK。家計簿アプリとして人気の高い「Zaim」は、今年4月にレシート読み取り機能を追加した。人力ではないので、ときどき項目や金額を間違えることもあるが、割と高い精度でレシートを解析して自動入力してくれる。もちろん手動での入力も可能。取り込んだデータはカテゴリごとに分類し、月の予算に照らし合わせて今月どれくらい使ったかを把握できる。
広田の視点:
Zaimは、ネット家計簿「OCN家計簿」と連携できるのにも注目。OCN家計簿は、銀行のやクレジットカードのオンラインサービスに申し込んでいれば、複数の明細情報を自動で取り込んでまとめてくれる。ここにZaimの情報を同期させれば、引き出したお金の使い道まで整理できる。ちなみにiPhone単体で銀行やクレジットカードのオンライン明細をまとめたいなら「Moneytree」(マネーツリー、価格:無料)というアプリもある。
ぐるなび(ぐるなび)
お店情報は「Google マップ」などの地図アプリでも探せるが、コースメニューや平均予算、席数などの詳細情報は出てこないことも多い。グルメアプリは数多くリリースされているので、飲み会なら「ぐるなび」や「ホットペッパー」(作者:リクルート、価格:無料)といった具合に自分の好みに合わせていくつか持っておくといい。
広田の視点:
口コミが知りたいなら実名制の「Retty」(Retty、価格:無料)に注目。ラーメンでは「ラーメンマップ」(Yohei Sato、価格:無料)がオススメ。「マクドナルド」や「デニーズ」などクーポン付きの公式アプリも活用すべし。
LINE camera(LINE)
今やスマホのカメラは、コンパクトデジカメの代わりとして十分に役立ってくれるほどの画質と機能を備えている。iPhone標準の「カメラ」アプリは、iOS 7でフィルターが使えるようになるなどパワーアップしているが、より多彩な表現を求めるならカメラアプリを持っておくといい。「LINE camera」はフィルタで写真をブラッシュアップしたり、スタンプやペイントなどで飾れるのが特徴だ。
広田の視点:
9月1日以降にiOS 7の端末をアクティベートした人は、アップル純正の画像編集アプリ「iPhoto」や動画編集アプリ「iMovie」がタダでもらえるので入手しておくべし。写真SNSの「Instagram」も定番の1本だ。
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