PCケースの新製品にも話題作が多かった。BUY MORE秋葉原本店で週末の目玉になっていたのが、アユートのProjectMブランドに属するケースフレーム「ProフレームKIT」だ。価格は1万4800円。デザイン雑貨ブランドideacoのゴミ箱「TUBELOR」(※別売り)を外装に使って、Mac Proによく似た円柱状のマシンが組める。
開発したのは、PC DIY SHOP FreeT出身の森田健介氏。展示機を並べながら、「マニアックな製品なのでどれだけの人が買ってくれるか分かりませんが、とりあえず一見の価値はあると思うので、店頭でも存在感を出していければと思います」と意気込んでいた。すでに取材中から、円柱内にmini-ITXマザーやSFX電源、2台のSSDを収納した展示機を熱心に眺めるユーザーが何人もみられた。
オリオスペックに展示されていたのは、汐見板金のミドルタワーケース「AX1」だ。汐見板金はネジから放送局向けのモニター棚まで製造するアルミ加工メーカーで、PCケースとしてはAX1が初の製品となる。パネルからシャーシまで自社工場でアルミ板から製造しており、天板や側面パネルにエアスリットを追加するなどオプション加工にも対応している。標準モデルの価格は3万4500円で、注文から約10日で入手できるという。
同店は「厚いアルミ板を使った堅牢かつ軽量なケースです。カスタム製とともに、スペーサーフリーでマザーボードが固定できるなど、細部までこだわった作りが魅力です」と話していた。
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