グラフィックスカードはコストカットする側に動いた。GPUはGeForce GTX 760のままで問題ないが、予算を抑えるために4Gバイトの大容量メモリへのこだわりを捨てる。
「スカイリムやBF4で描画を気にするならメモリ容量もポイントですが、そこが重要でないなら2Gバイトで十分です」とのことで、同じInn3DのGDDR5 2Gバイトモデル「GeForce GTX 760 OC 2GB(N760-3SDN-E5DSX)」を選択。価格は2万6980円で、ちょうど6000円浮く計算だ。
一方、CPUとHDD、OSは変更しない。「CPUは欲張るとどこまで上があるので、将来載せ替えるということで「Core i5-4440」(3.1GHz/最大3.3GHz)のままでいいと思います。HDDも本当はブート用とゲーム用に2台のSSDを加えたいですが、予算を抑えるために初期構成では動かさないでおきましょう。OSは7でも8.1でも、どちらでも大丈夫だと思います」とのことだ。なお、光学ドライブはゲームの必要に応じて追加するということで、初期構成での追加は見送った。
以上の変更を反映し、構成表は以下のように生まれ変わった。
ダメ出し後の構成表 | ||
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パーツ | 製品名 | 価格 |
CPU | インテル「Core i5-4440」(3.1GHz/最大3.3GHz) | 1万9505円 |
★マザーボード | MSI「Z87-G45 GAMING」(Z87チップセット搭載) | 1万4980円 |
★メモリ | サンマックス「SMD-8G68NP-16K-D-BK」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) | 9515円 |
HDD | シーゲート「Desktop SSHD ST1000DX001」(1Tバイト/SSDハイブリッド) | 8934円 |
★グラフィックスカード | Inno3D「GeForce GTX 760 OC 2GB」(GeForce GTX 760搭載) | 2万6980円 |
★PCケース | コルセア「Carbide400R CC9011011-WW」 | 1万2839円 |
★電源 | シルバーストーン「SST-ST85F-GS」(850ワット) | 2万2980円 |
OS | マイクロソフト「DSP版Windows8.1 64bit」 | 1万1886円 |
合計金額は12万7619円。元の構成よりも1万5000円ほど高いが、これはほぼ電源ユニットの強化分にあてられている。PCケースの価格はほぼ据え置きで、マザーボードやメモリの上乗せ分はグラフィックスカードのコストダウンが吸収している。これだけの大改造と増設計画のクリア化で、予算が12万円“台”で収まっているのはうれしいところ。松島さん、ありがとうございました!
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