新製品のうち、変わり種アイテムとしてもっとも注目を集めていたのはNVIDIAから登場した「G-SYNC DIY KIT」だ。BUY MORE秋葉原本店の価格は3万6480円。在庫は少数。
G-SYNC DIY KITは、NVIDIAのGPUとディスプレイを同期させる技術「G-SYNC」に対応する環境を自作するキット。対応するディスプレイはASUSTeKの24型モデル「VG248QE」のみ。液晶側の基板と交換することでG-SYNCが使えるようになるが、解像度はDisplayPort以外の映像出力が使えなくなるほか、電源回りキット同梱のものに交換する必要がある。
同店は「公式の改造動画を見れば分かりますが、なかなか難易度の高い改造となります。ディスプレイの型番指定なうえ、GPUもGeForce GTX 650 Ti Boost以上が求められるなど、条件が厳しいのもニッチさを際立たせています。ただ、インテルの『Galileo』がすごく売れているように、そうした改造需要は潜在的にはけっこうありそうなので、そこそこ期待はしていますよ」と話していた。
インテルの開発用ボード「Galileo」は1月中旬から7000〜8000円で出回っており、各ショップで売り切れが続出するほどのヒットを続けている。某ショップは「自作PCの組み立てが簡単になりすぎて、“素人は火傷レベル”のパーツを求める動きは感じます」と話していた。
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