Wi-Fi&電源込みで1万5000円台から! 新型NUCが話題に古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2014年02月03日 10時39分 公開
[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

改造マニア注目の液晶用「G-SYNC DIY KIT」が売り出される

 新製品のうち、変わり種アイテムとしてもっとも注目を集めていたのはNVIDIAから登場した「G-SYNC DIY KIT」だ。BUY MORE秋葉原本店の価格は3万6480円。在庫は少数。

 G-SYNC DIY KITは、NVIDIAのGPUとディスプレイを同期させる技術「G-SYNC」に対応する環境を自作するキット。対応するディスプレイはASUSTeKの24型モデル「VG248QE」のみ。液晶側の基板と交換することでG-SYNCが使えるようになるが、解像度はDisplayPort以外の映像出力が使えなくなるほか、電源回りキット同梱のものに交換する必要がある。

NVIDIA「G-SYNC DIY KIT」と、そのPOP

 同店は「公式の改造動画を見れば分かりますが、なかなか難易度の高い改造となります。ディスプレイの型番指定なうえ、GPUもGeForce GTX 650 Ti Boost以上が求められるなど、条件が厳しいのもニッチさを際立たせています。ただ、インテルの『Galileo』がすごく売れているように、そうした改造需要は潜在的にはけっこうありそうなので、そこそこ期待はしていますよ」と話していた。

 インテルの開発用ボード「Galileo」は1月中旬から7000〜8000円で出回っており、各ショップで売り切れが続出するほどのヒットを続けている。某ショップは「自作PCの組み立てが簡単になりすぎて、“素人は火傷レベル”のパーツを求める動きは感じます」と話していた。

インテル「Galileo」を使ったデモ機。BUY MORE秋葉原本店で展示していた(写真=左)。Galileoの再入荷を大々的に告知するソフマップ秋葉原リユース総合館(写真=右)

関連キーワード

アキバ | NUC | Serial ATA | 改造 | NVIDIA | 自作 | Bay Trail


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  7. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. 日本HP、“量子コンピューティングによる攻撃”も見据えたセキュリティ強化の法人向けPCをアピール (2024年03月28日)
  10. そのあふれる自信はどこから? Intelが半導体「受託生産」の成功を確信する理由【中編】 (2024年03月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー