大手クーラーメーカーから集まったメンバーで立ち上げた新興ブランド「CRYORIG」から、第2弾のCPUクーラーとなる「R1 UNIVERSAL」が登場した。価格は1万4000円弱。
CRYORIGからは、標準で2基の14センチファンがつく第1弾クーラー「R1 ULTIMATE」(1万4000円弱)が1月にデビューしているが、R1 UNIVERSALはその姉妹モデルともいえる作品。6ミリ径のヒートパイプ7本が走る2つのタワー型フィンをサイドの14センチファンで冷却するデザインは変わらないが、R1 UNIVERSALはヒートシンクの位置を中央から大きく片側に寄せている。さらに、外側のファンを薄型にすることで、メモリスロットの上に被さらないように工夫しているのが特徴だ。
オリオスペックは「R1 ULTIMATEの場合も通常の高さのメモリなら干渉しませんが、CPUクーラーをそのままにして着脱するのは厳しいです。R1 UNIVERSALならメモリ装着の工程にも干渉しないので、こちらを選ぶ人もこれから増えてくるのではと思いますね」と話していた。
なお、公式の冷却性能はR1 ULTIMATEがTDP250ワット以上なのに対して、R1 UNIVERSALは240ワット以上となっている。
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