Socket AM1に対応したマザーボードも、ASUSTeKやMSI、ASRock、ギガバイトなどの主要メーカーから一斉に登場している。税込み価格は4500円前後から8000円弱。mini-ITXサイズが中心で、micro ATXタイプが少数混ざるという構成だ。
売れ筋候補に挙げられるのは5000円前後のmini-ITXモデルだ。パソコンハウス東映は「APUとセットで1万円に収めたい人が多いしょうからね。サイズ的にはmini-ITXが主戦場になるのは、BayTrail-Dの売れ方を見ても明らかだと思います」という。
一方で、多くのショップで最も目立っていたのは、8000円弱で売られているASrockのmini-ITXモデル「AM1H-ITX」だった。24ピンの内部電源とACアダプタの両コネクタを搭載しており、給電方式を選択できるのが最大の特徴だ。オリオスペックは「コレを買っておけば、普通のmini-ITXケースから超小型ケースまで自由に載せ替えられるので、マシンの外形にこだわる人には面白いと思います」と語る。同店では65ワットのACアダプタとのセット販売も実施中だ。価格は税込み1万円。
ちなみに、AM1マザーはSoCタイプながら対応OSの幅が広いのも特徴。多くのマザーボードがWindows 7もサポートしている。さらに「XP用のドライバを用意しているモデルもあります。スタンドアロンで何かやりたいという人にとっては、実はものすごく貴重なマザーかもしれません」(BUY MORE秋葉原本店)と話していた。
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