8万円で組みたい! ライトユースでさくさく動くMicro ATXマシンショップのダメ出し!(4/4 ページ)

» 2014年04月23日 09時00分 公開
[古田雄介,ITmedia]
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Windows 8.1を選ぶ理由は「将来のことと最先端の自作を楽しむことを考えて」

並行輸入版(左)とCFD販売が扱う国内版(右)の東芝製SSD価格表

 ストレージは、CFD販売が扱う東芝製の128GバイトSSD「CSSD-S6T128NHG6Q」のまま。税込み価格は1万1286円。「ブートとボリュームを兼用できる大容量HDDにする手もありますが、サクサク快適というコンセプトを考えるとSSDでいいかなと思います。CSSD-S6T128NHG6Qなら評価が定まっていますし、保証もしっかりしているので安心して薦められます。HDDは余裕があれば後から増設するということで」

 OSもDSP版Windows 8.1(64ビット)のままだが、DSP版7 Professinal(64ビット)とどちらも可というつもりだった筆者とは違い、石井さんは積極的な理由で選んでいた。「使うソフトが8.1では動かないというのでなければ、今は7より8.1がいいと思います。OSのサポート期限は発売からだいたい10年くらいですが、7はもう5年過ぎています。ずっと同じ環境で使うつもりなら8.1のほうが2倍くらい長い安心感があるわけです。また、やはり新しいOSのほうが最新のハードを使いこなすのは得意なんですよね。例えば、8.1ならFastBootの最高設定が選べますし、SSDに最適化されていますし。自作の醍醐味のひとつに、最新の技術に触れられるという点があります。そこを考えると、最新のOSを選ぶのが良いしょう」とのことだ。

TSKUMO eX.の6階フロアに並ぶDSP版Windows

 以上のダメ出しを経て完成したのが下の構成だ。

ダメ出し後の構成表
CPU AMD「A10-7700K」 1万7280円
マザーボード ★ASUSTeK「A88XM-PLUS」(A88Xチップセット搭載) 1万1808円
メモリ ★CFD販売「elixir W3U1600HQ4G」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) 9180円
グラフィックスカード なし 0円
HDD なし 0円
SSD CFD販売「CSSD-S6T128NHG6Q」(128Gバイト) 1万1286円
PCケース ★Sharkoon「SHA-MA-W1000」 6151円
電源 ★サイズ「剛力短2 SPGT2/500P/A」(定格500ワット/フルプラグイン) 6665円
CPUクーラー ★サーマルライト「TRUE Spirit 120M Rev.A」 4094円
OS マイクロソフト「DSP版Windows8.1 64bit」 1万3284円
★印が変更したパーツ。4月中旬時点のTSUKUMO eX.での税込み価格を採用している

 合計金額は7万9748円。マザーボードとのセット購入によるCPUのネット値引きを適用することで、CPUクーラーを加えながらも、約束通りに予算8万円にまとめた。さすがだ。

ダメ出しを引き受けてくれた石井さん

 実は石井さんには別の構成もダメ出ししてもらっている。「16万円で最強Micro ATXマシンを組みたい」というテーマで近日中に掲載したい。こうご期待!

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