ビッグサイズなR9 295X2カードとは対照的な、極小サイズの「LIVA」も負けないほどの注目を集めていた。118(幅)×70(奥行き)×56(高さ)ミリのボディを採用したECS製ベアボーンキットで、先週出回った「LIVA-B3-2G-32G」の価格は税込み1万8000円弱となる。
LIVA-B3-2G-32Gは、Bay Trail-M世代のCPU「Celeron N2806」と2Gバイトメモリ、32Gバイトストレージ(eMMC)をオンボードしており、M2ソケットのIEEE802.11a/b/g/n+Bluetooth 4.0カードも標準装備している。ユーザー側で用意するのはOSのみといった構成だ。対応OSは64ビット版Windows 8.1で、後日Windows 7やUbuntuもサポート予定という。
消費電力も低く、5ボルト×3アンペアのACアダプタで稼働する仕組みだ。電源ポートはmicro USBの形状をしており、サポート外ながら「タブレットが給電できる2.1アンペア出力のモバイルバッテリでも動いたらしいです」(BUY MORE秋葉原本店)といったウワサも流れている。
そうした扱いやすさから、入荷したBUY MORE秋葉原本店では予想以上の反響があったという。「初回入荷分は予約の時点でいっぱいになるくらいでした。いろいろと遊んでみたいという人が多くて、次回入荷の予約もけっこういただいている状況です」。次回入荷は5月の大型連休明けになる公算が高いそうだ。
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