「ものすごく速い。さぁ、誰か買って」――破格のRadeon R9 295X2カードが登場!!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2014年04月28日 12時55分 公開
[古田雄介,ITmedia]

「こういう器を待っていた」――GPUクーラー「MORPHEUS」が話題に

 冷却パーツでは、RAIJINTEKのGPUクーラー「MORPHEUS」が話題になっていた。長さ254ミリのヒートシンクに6本のヒートパイプが走るシンプルな形状で、ファンは同梱しない。税込み価格は8000円強。対応GPUはGeForce GTX 780(Ti)/770/760/680/660(Ti)/650(Ti)とRadeon R9 290(X)/270(X)、HD 7870/7850となる。

RAIJINTEK「MORPHEUS」。幅は98ミリで重さは515グラムとなる

 別売りの12センチファン2基を組み合わせる設計で、TDP 360ワットのカードにも対応できる仕様となっている。搭載可能なファンは25ミリ厚のもので、占有ブラケットはグラフィックスカード込みで最大4スロットに及ぶ。

TSUKUMO eX.が再入荷していたNZXT「KRAKEN G10」

 オリオスペックは「好みのファンと組み合わせられる器の大きさが、冷却性能とともに魅力です。GPUクーラーはCPUクーラーと比べてラインアップが少ないですが、需要は伸びているんですよ。こういう自由度の高いモデルが出てくれれば、それだけで幅がグンと広がるのでありがたいですね」と喜んでいた。

 GPUクーラーの選択肢を求める動きは、NZXTの「KRAKEN G10」のヒットにも見ることができる。CPU用の簡易水冷キットをGPU用に転用するためのキットで、価格は4000円強。3月中旬に登場したものの、大反響でまもなく入手困難となった。

 4月に入って再入荷したTSUKUMO eX.は「再入荷後もかなり好調に売れています。発熱的にもビジュアル的にもグラフィックスカード側の冷却をいろいろいじりたいという人はけっこういますからね」と話していた。

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