SATA 3.0が使えるBay Trailマザーに鉄板の風格古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2014年05月05日 14時49分 公開
[古田雄介,ITmedia]

「値段的にも仕様的にもトレンドを攻めています」――CPUクーラー「巽」デビュー

CRYORIG「C1」

 先週はCPUクーラーの新製品も多かった。

 ハイエンド系で目立っていたのは、CRYORIGの「C1」だ。薄型の14センチファンをトップに固定する低背タイプのクーラーで、ファン込みの高さは74ミリとなる。税込み価格は1万円弱。パソコンショップ・アークは「CRYORIGはかなり高い評価を受けていますが、物理的に入れられないという人も少なくなかったと思います。C1を待っていた人も少なくないでしょう」と話していた。

 ボリュームゾーンではサイズの「巽」が注目株だ。9センチファンを側面に固定するサイドフローモデルで、税込み価格は3500円前後となる。12センチファン搭載の同社「虎徹」の小型版という位置付けだ。

 BUY MORE秋葉原本店は「高さ15センチ以下のサイドフロー型はCPUクーラーの主流どころです。価格もこなれていますし、物理干渉の問題も虎徹より起きにくいということで、今後の鉄板モデルになり得ると思います」とプッシュしていた。

 そのほかにも、この夏の注目ブランドとして、RAIJINTEKを挙げるショップが複数あった。先のBUY MORE秋葉原本店は「今年突然出てきた感のあるブランドですが、価格も安くて性能もそんなに悪くないんですよね。何か抜きんでたインパクトを残せば、定番に数えられるようになるのでは」と話していた。先週はエントリークラスのサイドクーラーモデル「AIDOS」とトップフローモデル「ZELOS」が登場していた。税込み価格はともに2500円強だ。

サイズ「巽」(写真=左)。RAIJINTEKの上位CPUクーラー。中央の「NEMESIS」(8500円前後)を中心に4月後半から存在感を高めている(写真=右)

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