PCケースのトピックは、ザルマンのフルタワーモデル「H1」だ。E-ATXに対応し、30センチの拡張カードが挿せる器の大きいケースで、上面の吸気口が自動で開閉する仕組みを採用しているのが特徴だ。税込み価格は2万円弱。
上面前方にコントロールパネルがあり、一定の温度を超えると上面の吸気口が自動で開いて上面ファンが回り出すように設定できる。上面の開閉は手動で半固定にすることもできる。5インチベイは3基で、3.5インチベイは7基。そのほか、ホットスワップに対応する3.5/2.5インチベイを3基用意している。
入荷したTSUKUMO eX.は「机の下に置いてメカメカしい感じを楽しみたい人に最適ですね。細部のディテール云々より、ギミックの面白さで買いと思える人のためのケースじゃないかと思います」と話していた。
なお、ザルマンからは高い拡張性を持つmini-ITXケース「M1」も同時期に売り出されている。底部に電源ベイとホットスワップベイを並べ、上部にマザースペースや通常のドライブベイを置く2段構造になっており、35センチ長の拡張カードも挿せる。価格は1万円弱だ。
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