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» 2014年05月26日 12時11分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:Z97マザー続々、際立つのは2万円ちょっとで小型の付加価値モデル (1/4)

各社のZ97/H97マザーの大半が店頭に出回るようになった。大量のラインアップの中でも、「Z97I GAMING AC」や「GRYPHON Z97」はフラッグシップに負けない存在感がある。

[古田雄介,ITmedia]

「割安な付加価値モデルを求める人が増えています」――Z97/H97マザーの動向

og_akiba_001.jpg MSI「Z97 XPOWER AC」

 チップセット解禁から半月経ち、主要メーカーのZ97/H97マザーの大半が選べるようになった。MSI「Z97 XPOWER AC」(5万4000円弱)やギガバイト「GA-Z97X-Gaming G1」(5万円弱)など、5万円級ハイエンドモデルも先週登場しているが、注目度が高いのは2万円前後の付加価値モデルだという。

 アキバのあるベテラン店員氏は「売れ筋がスタンダードシリーズのやや上あたりになるのは新プラットフォーム登場直後のお決まりですが、今回はそこまで値が張らないオーバークロックモデルやゲーミングモデルなどの需要が伸びていると感じます。8シリーズで好感触を得てメーカーがラインアップを充実させたのが当たっている感じです」と解説する。

og_akiba_002.jpg MSI「Z97I GAMING AC」

 そうした流れで注目されているのが、MSIのmini-ITXマザー「Z97I GAMING AC」だ。ゲーミング仕様のZ97モデルで、クリエイティブのサウンドチップ「Sound Blaster Cinema 2」を搭載するなど音質にもこだわった仕様になっている。価格は2万4000円弱だ。

 TSUKUMO eX.は「前世代の『Z87I GAMING AC』も低価格ながら品質にこだわりがありましたが、今回も基板を6層から8層にしたり、干渉避けるためにオーディオチップの配置を換えたりと、よいものを作ろうとしている姿勢が各所に見えますね」と高く評価していた。

 高耐久シリーズも注目度が高い。先週はASUSTeKのmicro ATXモデル「GRYPHON Z97」が登場している。すでに出回っている「SABERTOOTH Z97 MARK1」(3万円前後)と同じ「TUF」シリーズに属するモデルで、長寿命コンデンサや温度監視用プロセッサ「TUF ICe」などを備える。M.2やSATA Express端子は非搭載で、価格は2万円強。

 BUY MORE秋葉原本店は「SABERTOOTH Z97 MARK1も発売前から注目されていましたが、それより1万円程度安くて共通パーツの多いコチラを狙っている人も多いと思います。高耐久モデル自体の需要も伸びていますしね。小型でここまでしっかりした作りなのは貴重ですよ」とプッシュする。

 なお、高耐久という意味では、サーバレベルの耐久テストを7日間実施してから出荷するという、ギガバイトの「Black Edition」シリーズも見逃せない。「GA-Z97X-UD5H-BK」と「GA-Z97X-UD3H-BK」が登場している。どちらもATXサイズで、価格は2万4000円弱と2万円弱だ。

 BUY MORE秋葉原本店は「仕様自体はスタンダードながら、厳しいテストをクリアしたのとメーカー5年保証がつくというところがポイントです。長年の安心を求める人にはいい選択肢だと思います」と話していた。

og_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg BUY MORE秋葉原本店が刷ったASUS「GRYPHON Z97」のPOPと、同じくギガバイト「Black Edition」のPOP

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