世界最薄の12.5型タブレットや広色域の4KノートPCを披露――ASUS新製品発表イベントCOMPUTEX TAIPEI 2014(2/3 ページ)

» 2014年06月03日 16時18分 公開
[本間文,ITmedia]

Atom Z3560を搭載した7/8型タブレット「ASUS Fonepad」

 タブレット製品では、ベゼル幅を5.06ミリまで狭めることで液晶の表示エリアを大幅に拡大した7型と8型の「ASUS Fonepad」を発表。両製品は、ともにSoCにIntel Atom Z3560(1.8GHz)を採用し、液晶は1280×800ピクセル表示、デュアルSIM構成の3Gをサポートした低価格モデルで、台湾では両モデルとも6月6日に出荷が開始される。

狭額縁化によってスクリーン表示エリアが拡大した新ASUS FonePad(写真=左)。新FonePad 7 FE375CGのデュアルSIMスロット(写真=右)

狭ベゼル設計を実現することで、液晶表示エリアを拡大したASUS Fonepad(写真=左)。Fonepadの主要スペック(写真=右)

 一方、世界最薄のLTEタブレットとして、auが先行発表した「ASUS MeMo Pad 8」の全世界モデルとなる「ASUS MeMo Pad ME581CL」と、その下位モデルとなる7/8型LTEタブレット「ASUS MeMo Pad 8 ME181C」および「ASUS MeMo Pad 8 ME176C」を発表。この廉価版モデルは、SoCにAtom Z3745(1.86GHz)を採用し、液晶は1280×800ピクセル表示になるなどの、仕様変更がなされている。

 シー氏は、これらの7/8型タブレットに、Intel Atomプロセッサを搭載することで、パフォーマンス面でも優れたユーザー体験をもたらすことができると、Intel製SoC採用のメリットを強調。同社関係者によれば、SoCのみならず、LTEモデムにもIntel傘下のInfinion製「XMM7160」を採用し、北米、ヨーロッパ、日本の主要キャリアの接続認証をクリアしたことも明らかにした。

左がASUS MeMo Pad 7、右がMeMo Pad 8(写真=左)。MeMo Pad 7の右側面にはボリュームと電源スイッチ(写真=右)

MeMo Pad 7の左側面にはmicroSIMスロット(写真=左)。MeMo Pad 7の上面にはオーディオ端子とMicro USB端子が用意される(写真=右)

ASUS MeMo Pad 8の基本仕様(写真=左)。廉価版ASUS MeMo Pad 8と同7の基本仕様(写真=右)

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