3時間30分に及ぶ激闘の末、クアッドコア動作のCPUで最高クロックを出したのは、空冷&水冷部門ではMSIの5498.72MHz、液体窒素冷却部門ではGIGABYTEの6331MHzだった。また、シングルコア動作のCPUで最高クロックを出したのは、空冷&水冷部門ではASUSの5515MHz、液体窒素冷却部門ではこちらもGIGABYTEの6409MHzだった。
GIGABYTEの液体窒素冷却部門では、COMPUTEX TAIPEI 2014に合わせて発表した液体窒素冷却に特化した「GA-Z97X-SOC Force LN2」を早くも投入していたが、その実力をいかんなく発揮したことになる。
クアッドコア動作CPUの空冷&水冷部門では、終了数秒前までトップスコアが入れ替わる激戦となったが、トップを制したMSIは、Core i7-4790Kを「から割り」していたのが勝因だったと述べていた。「Next Generation Polymer Thermal Interface Material」を訴求するインテルとしては、なんとも複雑な結果になったといえるだろう。
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