LIVAを成功させた林氏は、マザーボードで再度挑戦する。展示ブースにはIntel 9シリーズチップセットを搭載したマザーボード3モデルを展示しており、7月には日本で新製品発表会を行う予定という。
投入を予定しているマザーボードはゲーミング用途を意識したモデルだが、自作PC業界の経験が長い林氏は、「PCゲームでは、パフォーマンス需要はグラフィックスカードに向かう。彼らはマザーボードの予算をできるだけ抑えようとする」という考えのもと、オーバークロックなどのチューニング機能は減らし、その代わり、ゲームで重要になるサウンド環境を重視し、かつ、安定動作のためにコンデンサなどの部材の品質を高くした低価格のモデルを投入する予定だ。
LIVAも後継モデルの企画と開発を進めている。搭載するプラットフォームの世代については、明言をしなかったものの、狙う価格帯はこれまでと同じ「200ドル以下」に設定する。そして、これまでLIVAのユーザーから得たフィードバックを反映してボディのデザインも変えていく予定だという。登場は2015年の第一四半期となる見込みだ。
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