液晶ディスプレイ部の背面には、映像入力としてDisplayPort、Mini DisplayPort、HDMI、HDMI(MHL)の4系統を下向きに搭載しており、インタフェースは充実している。製品にはMini DisplayPortのケーブルが付属しないため、Mini DisplayPortで接続する場合は別途ケーブルの用意が必要だ。
USBハブ機能も備えており、USB 3.0(ダウン×3/うち1つはPowered USB対応、アップ×1)とUSB 2.0(ダウン×2、アップ×1)を装備。3基のUSB 3.0ポートはアクセスしやすい左側面の下寄りにあり、使い勝手がよい。また2基のUSB 2.0ポートは、下面の左寄りに並んでおり、ここにキーボードやマウスを接続することを想定している。
音声入力は映像入力端子と共用で、左側面にはステレオミニのヘッドフォン出力も搭載する。3ワット+3ワットと容量が大きめのステレオスピーカーも内蔵しており、右側面の下には専用の音量調整ボタンも設けられている。
前面の電源ボタンとOSDメニュー操作ボタンはいずれもタッチセンサーを使用しており、手を触れるとLEDが点灯する仕組みだ。OSDメニューの操作に使用するボタンは4つあるが、うち3つは映像入力の変更、USB入力の変更、輝度調整のショートカット機能が割り当てられている。OSDのメインメニューを開くには、一番右のボタン(電源ボタンの左隣)を押せばよい。
OSDメニューの内容はかなり簡素で、輝度、コントラスト、カラー調整、Picture by Pictureが主たる項目だ。カラー調整はプリセットのカラーモードまたはユーザーカスタムからの選択となる。プリセットのカラーモードは「中間色」「sRGB」「赤み」「青み」の4種類だ。ユーザーカスタムはRGB各色の数値(0〜100)を増減することで調整する。用途別のカラーモードや、色温度、ガンマを数値で調整するような機能は用意していない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.