AMDは、7月3日に“Kaveri”世代APUのAシリーズで新モデルとなる「A10-7800」を発表した。日本では7月3日から出荷を開始する。税別の実売価格は1万7980円だ。
クアッドコアのCPUとGCNアーキテクチャを導入した「Radeon R7」シリーズGPUを統合したAPUで、実装するStream Processorは512基。グラフィックス出力では、4Kクラスの解像度と1080pクラスの動画再生に対応する。
動作クロックはCPUコアでベース3.5GHz、最大で3.9GHz。グラフィックスコアの動作クロックは720MHzとなる。2次キャッシュメモリの容量はAPU全体で4Mバイト。統合するメモリコントローラは動作クロック2133MHzに対応する。また、従来の“Kaveri”世代のAPU Aシリーズと同様に、グラフィックスAPI「Mantle」、AMD Radeonメモリー、AMD TrueAudioテクノロジーにも対応する。
TDPは65ワット、または、45ワットに対応する。BIOSで設定できる「Configurable TDP」によって、65ワット、または、45ワットを切り替えることが可能だ。
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