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» 2014年07月10日 10時00分 UPDATE

今なお残る、隠れXPパソコンが企業を破滅に追い込む?――ユーザー調査が明らかにしたビジネスパソコンの真の実態と今後

早いもので、Windows XPのサポートが終了してからおよそ3カ月が経過した。サポートが切れたOSでのパソコンを使い続けるリスクは、企業の命運を左右しかねない範囲に及ぶだけに、多くの企業は新しいビジネスパソコンに入れ替えたり、OSを移行するなどの対策を講じたと思われていた。だが、そんな予想を覆す、衝撃的な事実が明らかになった。日経BPイノベーションICT研究所の所長、桔梗原富夫氏に詳しく聞いた。

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実はまだたくさん残っていた、OSサポート切れの危険なパソコン

tm_1407_hp_01.jpg 日経BPイノベーションICT研究所所長 桔梗原富夫氏

 2014年4月9日、ついにWindows XPのサポートが終了した。これまで長らくビジネスを支えてきた名OSだっただけに、サポート終了のアナウンスとそれによる影響や高まるリスク、どのように対処すればいいのかといった情報は、さまざまな形で取り上げられてきた。それらが功を奏し、さほど大きな混乱もなく、各企業ユーザーは粛々と対策を終えたように見受けられる。だが、それはもしかしたら楽観論に過ぎなかったのかもしれない――そんな衝撃的なデータが公表された。

 そのデータとは、株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)による「勤務先でのパソコン導入に関する調査」の集計結果。これは主に企業の情報システム部門に所属する700名を対象に、2014年4月22日〜25日にWebベースで実施されたアンケート調査だ。ビジネス系のITに詳しい日経BPイノベーションICT研究所、所長の桔梗原富夫氏はこの調査について次のように分析する。

 「Windows XPのサポートが公式に終了した4月9日の直後といえるタイミングだけに、2014年問題への対処が完了した時点での、ビジネスユーザーの意識が反映された調査結果になっていると考えられます」

 このデータの中で桔梗原氏が特に注目したのが、自社のビジネスパソコンの台数ベースで見た際のOS別構成比を聞いた指標だ。ここで「Windows XP」と答えた企業は、無回答だった11.9%を除く88.1%のうち、0割と答えた20.3%以外ということになり、これは全体で見ると、実に約7割の企業に「Windows XPがまだ存在している」という数値になるのだ。

 2013年12月に実施された別の調査報告によれば、2013年12月末の時点でWindows XP搭載パソコンの稼働率は約17%だったが、それはサポート終了後の6月頃には6.6%程度まで縮小すると予想されていた。その予想を大幅に超えるデータに桔梗原氏も驚きを隠せない。

 「このデータからは、まだ多くの企業に、なんらかの形でサポート切れOSのパソコンが残されているということが読み取れます。これは隠れXPパソコンがSMB層を中心に、数多くの企業に残されているということを裏付けるデータといえます」

tm_1407_hp_02.jpg これだけ残っていた? 企業のサポート切れパソコン

 ご承知のように、サポートが切れたWindows XP には、セキュリティのアップデートを担保するパッチプログラムが配布されない。日進月歩を超える勢いで進化し続けているマルウェアにまったく対応できないわけで、サポート切れOSのビジネスパソコンはセキュリティ弱体化による情報漏洩のリスクを抱えているということになる。

企業の情報システム部門の本音が、今後のビジネスパソコン選びのトレンドか?

 この調査では、他にも興味深い結果が得られている。それは、セキュリティや管理工数への意識に拡大傾向が見られるということだ。

 パソコン導入時に意識することとして、セキュリティを挙げたのは84%であり、高い数値を占めているが、それを意識する度合いが1年前より強まったのが49.7%だったのに対し、1年後に強まるとしたのが55.9%と増加している。今後もセキュリティへの意識はより高まっていくトレンドが明確に現れていると見ていいデータだ。

tm_1407_hp_03.jpg セキュリティへの関心は今後も高まる?

 同様に、管理工数についても、64.0%が意識しており、1年前より意識する度合いが強まったのが26.9%だったのに対し、1年後に強まるとしたのが36.3%に上っている。管理工数に関する関心もますます高まる傾向が見てとれる。

tm_1407_hp_04.jpg 管理工数への関心も増大傾向

 この結果を桔梗原氏は次のように解説する。

 「Windows XPのサポート終了は、企業のビジネスパソコンに対する考え方を大きく揺さぶったと見ることができるでしょう。その結果がセキュリティと管理工数に対する意識の高まりに表れていると考えられます。すなわち、今後、ビジネスパソコンを選ぶ際には、管理工数を削減しつつ、高度なセキュリティ機能を利用できるということを重視したいと、多くの企業が考えているといえます」

 この調査は、前述したように、企業の情報システム部門に所属するスタッフを対象としており、ビジネスパソコン選定の当事者が多いと考えられるだけに、限りなく本音に近い意思といえよう。

 一方で、IT関連のトータルコスト削減圧力は、景況が多少戻ってきたとはいえ、依然、強いものがあるのも事実だ。そんなに都合のいいビジネスパソコン選択は本当に可能なのだろうか?

これからのビジネスパソコン選択は、セキュリティと管理工数削減がポイントに

 この点について、桔梗原氏はビジネスパソコンに最初から付いてくる無償ソフトウェアを活用することが重要だと説く。

 「ビジネスパソコンにはメーカーが各種のソフトウェアをプリインストールして出荷するモデルが設定されている場合があります。これをうまく見極めて活用することで、コストを抑えつつセキュリティの充実や管理負荷低減を図ることができます。特にHDD暗号化など、企業のセキュリティ確保に必須といえる機能をサポートしているものを選べば、ハイレベルなセキュリティが追加コストなしで実現できます」

 そして、肝心な無償ソフトウェアの見極め方についても、製品同士で使い方や設定方法に互換性があるものを選ぶことで、管理工数を減らすことができるとアドバイスする。

 「例えば同じ機能でも、デスクトップタイプとノートブックタイプで操作や設定の方法が異なれば、それだけ管理の手間は増大します。そのようなことがないメーカー、製品を選ぶことがポイントです」

ハイレベルなセキュリティを実現するソフトウェアの利用が可能なHPビジネスパソコン

 HPは早い時期からセキュリティを重視し、その強化が図れるソフトウェアをビジネスパソコン製品に無償添付することを進めてきたベンダーだ。

 そのソフトウェアの最新版「HP Client Security」では、HDD暗号化、デバイスのアクセス制限、パスワード管理によるシングルサインオンなど、ハイレベルかつ多彩なセキュリティ機能をシンプルで直感的なGUIで提供。追加コスト0円で、ビジネスパソコンとしては十分なレベルのセキュリティを実現している。

 また「HP Client Security」のウィザード画面では、OSリカバリ用の領域を自動的に対象外(暗号化しない)として処理が進むため、ユーザーが誤ってOSリカバリー領域を含むドライブ全体を暗号化してしまい、OSに不具合が生じた際に復旧できなくなるということを防ぐ作りとなっている。シンプルなことだが、利用者目線でよく作りこまれている。

 「HP Client Security」はデスクトップ製品とノートブック製品、さらにはワークステーション製品にもプリインストールされ、しかも操作方法や設定方法は共通なので、全社統一のセキュリティポリシーで運用する際にも管理負荷は最小限で済む。

tm_1407_hp_05.jpg HP Client Security

さらにエンタープライズが要求するレベルの強力なセキュリティソフトウェアとの連携も容易に

 さらに、HPのビジネスパソコン製品では、クラス最高レベルのデータ暗号機能とセキュリティ管理機能を提供する「SecureDoc for HP」の利用も可能だ。

 これは、アクセスポリシーの適用やユーザー認証情報のActiveDirectoryとの同期、リモートからのパスワードリセット、プリブート・ネットワーク認証をはじめとするログインポリシーの強制などを一元管理コンソールから設定・実行できる、きわめて優れた機能を持つセキュリティソフトウェア。社内のデスクトップパソコンと、社外でも使うビジネスノートパソコン、タブレットパソコンらをひとつのセキュリティポリシーで運用する際に強力なパワーを発揮する。

 しかも、「HP Client Security」の暗号化機能と同じアルゴリズムで動作し、すでに暗号化されているHDDを戻す(復号化する)必要がないため、導入工数も大幅に軽減できる。

 加えてHPならではの独自機能として、トラブル発生時の復旧のシンプル化や、RAID環境の暗号化なども追加されている。「HP Client Security」と組み合わせて使用することで、最高レベルのセキュリティを容易に実現することが可能だ。

より高い機能を、よりコンパクトにHPの最新ビジネスデスクトップ

 また、HPは数年前より、セキュリティ高度化と管理負荷低減の両立をテーマにビジネスパソコン製品の開発を進めてきた。その最新の成果のひとつがビジネスデスクトップパソコン「HP EliteDesk 800 G1 DM」だ。

tm_1407_hp_06.jpg HP EliteDesk 800 G1 DM

 容量1.05リットルと業界最小クラスのコンパクトなボディは、ディスプレイとの一体設置やデスクの天板裏に設置できるなど、省スペース性も抜群。従来はデスクトップパソコンが使用できなかったデジタルサイネージ分野にも組み込み用途で使用可能など、従来のデスクトップパソコンの固定概念を覆す。

 しかも、インテル最新の第4世代 Core™ プロセッサーファミリーを搭載し、通常消費電力8ワット以下という驚異的な省電力性も実現している。

ビジネスに使えるタブレットパソコンはWindows 8搭載が今後のメインストリーム

 最近はビジネス現場での機動性を重視してタブレットパソコンを積極的に導入する企業が増えているが、そのOSにWindows 8を選ぶ企業が増えていることもこの調査で明らかになった。特に2013年以降にその傾向が顕著に見られる。

tm_1407_hp_07.jpg タブレットを導入する企業はWindows 8を選ぶ傾向が近年強まっている

 桔梗原氏は次のように分析する。

 「そもそも、社内の他のビジネスパソコン、あるいは社内のシステム等と連携しやすいWindows系のOSが使えるタブレットを多くのビジネスユーザーは待望していました。そのニーズに、より熟成の進んだWindows 8搭載タブレットがぴたりとハマったと見るべきです。この傾向は今後も加速していくと考えられ、端末も、よりビジネスにフィットした内容の製品が増えていくでしょう」

 HP最新のWindows 8.1搭載タブレットパソコン「HP ElitePad 1000 G2」も、ビジネスに特化したスペックを備えた1台だ。

tm_1407_hp_08.jpg HP ElitePad 1000 G2

 「HP ElitePad 1000 G2」は、薄さ9.2ミリ、重さ約650グラムとコンパクトなボディながら、米軍調達基準「MIL-STD-810Gテスト」をクリアする堅牢性を備えている。

 プロセッサーには4コア/64bitのインテル® Atom™ Z3795を搭載。省電力性と高いパフォーマンスを両立した。また、マルチバンド対応のLTE通信モジュールを搭載したモデルも選択可能で、ネットワーク環境に依存しないネットアクセスを実現。豊富な拡張ソリューションとの組み合わせによって幅広い業務で活用できる。

 また、ソフトウェアの更新や追加状況、端末の持ち出し状況の管理など、タブレットパソコンの一括管理を実現する、モバイルデバイスマネージメント(MDM)サービスの選択も可能。万一、外でタブレットパソコンを紛失しても、速やかに端末を探し出すことまでも視野に入れており、ビジネスにも安心して活用できる。

多様化するワークスタイルにフィットするビジネス向けパソコン、タブレットを選ぼう

 ここで、あらためて桔梗原氏に今後のビジネスシーンにおけるパソコン、あるいはタブレットパソコンの選択ポイントを聞いてみよう。

 「無償のセキュリティソフトや、それをベースとした管理工数削減ソリューションが用意されていることが、ビジネスツールとしての端末選定のカギです。なぜなら、モバイルワークや在宅勤務など、さまざまな働き方が市民権を得ているからです。さらにタブレットパソコンの普及やBYODの普及など、企業システムにアクセスする端末も増加していきます。多様化するワークスタイルに対応するためには、さらなるセキュリティ強化と管理工数削減が必須になっていくでしょう」

 今回の調査結果からも、今後、ビジネス向けにはWindows搭載のタブレットパソコン導入が進むというデータが見てとれる。

 HPではこの潮流に対応するために「HP ElitePad 1000 G2」をはじめとするWindowsタブレットパソコンのElitePadシリーズでは「ジャケットコンセプト」を採用。従来の製品との互換性を担保し、豊富なオプションの継続使用が可能だ。カード決済が可能なリテールジャケットや、指紋認証やスマートカード認証を実現するセキュリティジャケットの投入など、本体の強化はもちろん、オプション類の拡充にも力を入れていく。

 いかがだろうか。「HP EliteDesk 800 G1 DM」、そして「HP ElitePad 1000 G2」を選ぶということは、今後のビジネスパソコン選択のトレンドを先取りするといってもいい。もちろん、投資に見合う以上の実力でビジネスに貢献することは間違いない。今こそ後顧に憂いを残さない、将来を見据えたビジネスパソコン、タブレットパソコンを選ぼうではないか。

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