パソコンハウス東映で目立っていたのは、akasaのNUCケース「Tesla H A-NUC05-A1B」だ。マザーボードベイの隣に2.5インチベイを2基備える横長の形状で、本体サイズは240(幅)×150(奥行き)×48(高さ)ミリとなる。上部と左右側面がフィン状になっており、ファンレスで冷却する仕様だ。対応するマザーは2013年11月に登場したHaswell世代の「D54250WYB」と「D34010WYB」の2モデル。価格は1万2980円となる。
Tesla Hの2.5インチベイは最大で12.5ミリ厚のドライブ2基が固定できるが、対応する2台のマザーはSATAとmSATA端子を1基ずつしか搭載しない。ベイをフル活用するには外部のUSB 3.0端子を利用したり、mSATA−SATAアダプタなどを用いる必要がある。同店は「いずれにしろ、ストレージ容量を自由に決めてNUCを組みたいという人向けだと思います。ニッチでしょうけどね」と話していた。
なお、NUC全体の売れ行きについては、「最近は落ち着いてしまっています。また11月ごろに新製品が登場すれば盛り上がると思いますが、それまではこういったアイテムでちょっとずつ幅を広げていけばいいですね」という。
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