究極VS至高 iPhone用「アロマディフューザー付ケース」に合うアロマを女子社員がガチで選んでみた結果なんだか“癒やし系な”ヤツを試してみよう(1/2 ページ)

» 2014年07月31日 11時00分 公開
[村上万純(撮影:矢野渉),ITmedia]
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iPhoneケースで女子力アップ?

photo 「iPhone5/5S用 アロマディフューザー付ケース」。機能的でスッキリとしたデザインだ

 「アロマの香り×iPhoneケース」という女子力の高そうな合体を実現したアイテムが登場した。その名も「iPhone5/5S用 アロマディフューザー付ケース」。まずは、「やだ、このiPhoneいい匂い……」を実現するユニークな本製品の詳細を紹介したい。

 本製品はアロマディフューザーを備えるプラスチック製のiPhone 5/5s用ケースだ。ターゲットは女性が想定されるが、シンプルで機能的なデザインをしている。サイズは61(幅)×126(高さ)×11(奥行き)ミリ、重量は約23グラムと軽量だ。カラーバリエーションはゴールドとブラックの2種類を用意している。かつてiPhone 5sをゴールドカラーに“修正した”経験のある筆者は、今回も迷わずゴールドカラーを選択した。

 付属のコットン紙にアロマオイル(別売り)を数滴垂らし、ケース内側の収納部分にセットすると、iPhoneからほのかにアロマの香りが漂ってくる。iPhone本体にオイルが漏れない構造になっているが、オイルの垂らしすぎには注意したい。

photophoto iPhoneを装着(写真=左)。ケース内側(写真=右)

女子力をめぐる戦いが幕を開けた

 では、本製品にはどんな香りが合うのだろうか。ひとまず8種のアロマオイルを購入してその中からふさわしい香りを選んでみることにした。レモングラス、バンブー&ホワイトティー、マリンワイルド、ブルメリア、オーシャンブリーズ、ドリーミータイム、ラベンダー、グレープフルーツとさまざまな香りがそろったが、どれを選んでいいのか全く分からない。

photo 思わずゲンドウポーズ

 どれにしようか悩んでいると、背後から気配を感じた。

photo 「アロマのことなら任せてよ」と突然肩をたたくYさん

 右肩をたたかれたので振り返ってみると、同期のYさんが立っていた。カセットテープを物珍しそうに眺めたり電球の下で踊ったりした、あのYさんだ。アロマオイルに詳しいらしく、自信ありげな表情を見せている。

 「じゃあおすすめを選んでもらおうか」と思ったのもつかの間、今度は左後方から初々しい気配がする。新入社員のFさんだ。立ち姿に貫禄のあるFさんは、普段からアロマオイルをよく使っているとのこと。「Yさんより、私の方が詳しいと思います」と一言。

photo 「私の方が詳しいですよ」と自信ありげなFさん

 どちらに聞けばいいか悩んでいる筆者をよそに、火花を散らし合う2人。自称アロマに詳しい女子社員2人による、女子力をかけた戦いが始まった。

photo 下克上はあるのか?
photo それにしてもこの2人、ノリノリである

2人が選ぶのはどのアロマ?

 というわけで、2人に「私が選ぶベストアロマ勝負」をしてもらうことにした。両者ともに真剣な表情。ここでのポイントは、「iPhoneケースに合うのはどの香りか?」ということ。スマートフォンの利用シーンを想定した論評が始まる。

 先攻は期待のルーキーFさん。肌身離さずiPhoneを持ち歩くFさんは、「24時間常に持ち歩いていたくなるような香りかどうか」をポイントに選んでいる様子だ。

photophoto 「さっぱりとした海の香りが夏にぴったりですかね」と真剣に悩むFさん(写真=左)。「落ち着ける香りかどうかが大事です」と話す(写真=右)

 ここで騒ぎを聞きつけたI先輩が登場。興味津々にのぞき込んでいるが、集中している女子たちは全く気にかけていない。2人の勝負に対する最終ジャッジはI先輩にしてもらうことにしよう。

photo 「昔富士通で『F-02B』っていう香水ケータイがあったの知ってる?」というI先輩の絡みも華麗にスルー

 後攻はYさん。普段電話をすることが多いというYさんは、「電話中に落ち着ける香りかどうか」をポイントに吟味している。2年目の余裕を見せることができるか。

photophoto 「ラベンダーはゴキブリ撃退にも効果があるらしいから便利かも」とうんちくを披露するYさん(写真=左)。「電話をしているときにリラックスできるかが重要」だという(写真=右)
photo 「ザビ家にアロマ・ザビっていたよね?」(I先輩)というボケは、平成生まれのYさんには通じず

 じっくりと時間をかけ、「私が選ぶベストアロマ」を決めたFさんとYさん。さて、2人はどの香りを選んだのだろうか?

 まずは、Fさんから。

photo カッ

 選んだのは、「バンブー&ホワイトティー」。その名の通り、スッキリとした竹の香りと爽やかなお茶の香りが融合した大人のアロマに仕上がっている。Fさんいわく、「常に持ち歩く携帯電話にふさわしい、落ち着いた大人の香り。毎日忙しく過ごすビジネスマンなど、ちょっとしたときにほっと一息つけるのがポイントです」とのこと。

photo 「あと、お茶って聞くと心ぴょんぴょんするじゃないですか」とFさん

 続いてYさん。

photo クワッ

 その手にあるのは「ラベンダー」。読者にも想像しやすいオーソドックスな香りだろう。「ポイントはとにかくリラックスできること。電話中にイライラすることがあっても、ほのかに漂うラベンダーの香りに癒やされるよ」という的確なコメントをもらえた。

photo 先輩の威厳を見せつけられるか?

 勝負の行方はどうなるのか? I先輩の判断に注目が集まる。

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