マウスコンピューター、iiyamaブランドで4Kディスプレイを発売入力端子は何と6つ!

» 2014年08月06日 10時00分 公開
[ITmedia]

 マウスコンピューターは2014年8月5日、液晶ディスプレイの新製品「ProLite B2888UHSU」を発表した。解像度が4K(3840×2160ピクセル)で画面サイズが28型ワイドの液晶ディスプレイだ。“iiyama”ブランドで8月7日に発売の予定。価格はオープンで、直販サイトの価格は7万9380円(税込)。

マウスコンピューターの4K液晶ディスプレイ「ProLite B2888UHSU」

 液晶パネルの駆動方式はTN方式。視野角は水平80度、垂直85度。最大輝度は300カンデラ/平方メートルで、コントラスト比は標準時で1000:1。液晶の応答速度は黒→白→黒の場合が5ミリ秒で、中間階調域が1ミリ秒。10ビット入力に対応しており、RGBそれぞれ10ビットの色信号を受け取った場合は、最大で約10.7億色を表示する。

 バックライトはLEDで、「フリッカーフリーLEDバックライト技術」を搭載している。これは輝度調整の方式で、従来方式はLEDを高速で点滅させて画面の輝度を調整していた。一方、新方式ではLED自体の光量を調節する方式を採用した。従来製品は、人によっては表示がちらつくと感じることがあったというが、新方式ではちらつきを抑えることができるとしている。

 さらに、ディスプレイが発する「ブルーライト」を低減させる「Blue Light Reducer」機能も搭載する。ディスプレイの表示色を調節して、青色の出力を減らすことでブルーライトを低減する。ただし、この機能を利用すると色温度が下がり、表示が赤みがかって見えるという。

 接続端子はDVI-D×1、DisplayPort×2、HDMI×2(うち1つはMHL対応)アナログRGB×1。このうち、4K表示が可能なインタフェースはDisplayPort、HDMI、DVI-Dの3つ。その中でも4K/60p(3840×2160ピクセル/60Hz)表示ができるのはDisplayPortのみ。HDMIとDVI-Dで接続した場合は4K/30pになる。アナログRGB接続では4K表示はできず、最大で2048×1152ピクセル/60Hz表示となる。

 高い解像度を利用して、表示画面を分割するPicture By Picture機能に対応する。画面を2画面、3画面、4画面に分割して、それぞれ別々の入力信号の画像を表示できる。さらに、画面の隅に子画面を表示するPicture In Picture機能も備える。

 出力が左右3ワットずつのステレオスピーカーを内蔵しているほか、ヘッドフォン出力端子も備える。本体の外形寸法は663(幅)×412〜542(高さ)×230(奥行き)ミリ。本体重量は7.7キロ。上方向17度、左右それぞれ45度の角度調整ができるほか、130ミリの範囲で高さ調節ができる。

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