Mac操作のキホンのキ! 「Finder」をマスターする10のツボ広田稔のMacでいこう(30)(3/3 ページ)

» 2014年09月03日 11時00分 公開
[広田稔,ITmedia]
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その7、デスクトップに散らばったファイルを一発で整理する

 デスクトップが散らかりがちで、「さっきまであったファイルが見当たらない!」という経験が多い方にぜひ覚えてほしいのが、「command」+「option」+「1」というファイル名で並べ替えのショートカット。

筆者は、作業中のファイルはデスクトップに置いておきたいタイプ。スクリーンショットを取る際などにファイルを脇にどかして、戻すときに「command」+「option」+「1」で一気に整理できる(モザイクかけてるのでちょっとわかりにくいですが……)。ちなみに「command」+「option」+「2」なら種類別に並べ変わる

その8、デスクトップのアイコンサイズを小さくする

 OS Xではデスクトップにあれこれファイルやフォルダを置きすぎると、画面からあふれて右上に重なって表示されるようになる。特に11インチMacBook Airなど、液晶の最大解像度が低いMacでは、置いておける数が少ないため、「表示オプション」ウィンドウを開いて、表示サイズを小さくしておくといい。

デスクトップをクリックして、「表示」メニューから「表示オプションを表示」を選択。アイコンサイズを64×64ドットから28×28ドット、名前の表示位置を下から右に変えたところ……。なんということでしょう! ぎゅうぎゅうだったデスクトップにかなりの余裕が!

その9、散らばったFinderウィンドウをひとまとめにする

 OS X 10.9「Mavericks」では、Finderのウィンドウでタブが使えるようになり、複数ウィンドウをすっきりまとめられるようになった。しかし人間、一度染み付いたクセが抜けずに、今でもウィンドウを別々に開いてしまうという方もいるはず。「ウィンドウ」メニューの「すべてのウィンドウを結合」を指示して、散らばったウィンドウを1つにまとめてみよう。

「すべてのウィンドウを結合」の指示で、Dockに収納しているものも含めてバラバラに散らばったウィンドウを一発でまとめられる。ちなみにSafariでも使えるのでウィンドウの結合は使えるので、ぜひお試しあれ

その10、今日扱ったファイルを一挙に探す

 Macを使っていれば、「さっき作成したファイルが、どこか知らない階層に保存して見つからない!」という経験は一度や二度あるはず。そんなときは「command」+「F」キーで検索ウィンドウを開き、条件メニューを「作成日」に切り替えて1日以内で絞り込むとすぐに見つかるはずだ。

「command」+「F」キーで検索ウィンドウを開いて、検索条件を設定。右上の「+」ボタンを押すと条件を追加できる。さらに「保存」ボタンを押して、この条件を残しておき、サイドバーからすぐにアクセスできるようにすることも可能だ

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