Core i7とGeForce GTX 750が動くスリムケースを探した──「AeroSlim RS3J-B52/E」PC USERアワード受賞記念(1/2 ページ)

ロープロファイルグラフィックスカードや最大2台のHDDを搭載できるシャドウベイなど、省スペース性と拡張性が評価されたスリムPC。両立のカギを聞いてみた。

» 2014年09月11日 18時00分 公開
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事務用途から製作まで用途は幅広く。サイズは狭く

 eX.computerでは、G-GEARといったゲーミングPCシリーズをはじめとするコンシューマ向けラインアップのほかに、事業所に納入するビジネス用途の法人向け事業も展開している。

 法人向け事業で扱うのは、「スタンダードパソコン」のカテゴリーにあるミニタワーやタワー型の「AeroStream」シリーズ、スリムPCの「AeroSlim」シリーズ、ミニPCの「AeroMini」シリーズ、そして、ノートPCの各ラインアップが法人向けでも出荷している。

 その中で、ビジネスの現場で最も多く支持されているのがスリムPCの「AeroSlim」シリーズだ。本体が98(幅)×380(奥行き)×335(高さ)ミリとオフィスで場所をとらないコンパクトサイズながら、micro ATXフォームファクタに準拠したマザーボードを組みこむことで、比較的価格が安いデスクトップPC向けパーツとデバイスを組み込んで導入コストを抑えることができるだけでなく、パフォーマンスが必要なビジネスの現場では、Core i7シリーズやロープロファイルながらGeForce GTX 750を実装した外付けグラフィックスカードをスリムなボディに搭載して安定して動作するなど、その外観に反して利用できる場面が幅広い。

スリムPCのAeroSlimシリーズ。98(幅)×380(奥行き)×335(高さ)ミリのスリムボディにCore i7クラスのCPUやGeForce GTX 750を実装するグラフィックスカードを搭載できる

 スリムなボディにハイエンドパーツを搭載しているにもかかわらず、AeroSlimは安定して動作する。これは、Project Whiteの製品担当が長年にわたって培ってきたCPU、グラフィックスカード、ファン、そして、ケースといったPCパーツの豊富な経験と知識が可能にした。

 そこで、ここではProject White商品企画部で、AeroSlimの商品企画と開発にも携わった小川健次氏に、AeroSlimの安定動作が実現した理由を聞いてみた。

力強いスリムPCを望むオフィスの声に応えた

Project White 商品企画部の小川健次氏

 そもそも、AeroSlimのスリムボディにどうしてCore i7クラスのCPUやGeForce GTXクラスのグラフィックスカードを搭載しようと考えたのだろうか。このサイズのスリムPCなら、Core i5クラスのCPUに統合したグラフィックスコアですませてしまうのが最近のPCメーカーでは普通だ。

 小川氏は、ビジネスユーザーからのフィードバックとして、ユーザーによってはスリムPCでCore i7クラスのCPUを求めていて、その声に応えるべく、PCケースや電源ユニットを選ぶ段階からCore i7クラスのCPUを搭載できるスリムケースを重視していたと語る。実際にCore i7クラスのCPUを望んでいたユーザーからは高い評価を得たという。

 以前は処理性能をそれほど重視していなかったビジネスの現場でも、今では高いパフォーマンスを有するPCを求めるユーザーが増えている。それでいて、本体に求めるのはよりスリムでコンパクトなサイズだ。

 eX.computerのユーザーは、PCの知識が豊富でシステム構成から発揮するパフォーマンスをある程度推察できる。そのため、ほかのPCベンダーで価格の安いスリムPCがあっても、構成から処理能力と品質が十分でないと判断して、AeroSlimを選択するケースもあるそうだ。

 ベテランユーザーがAeroSlim選ぶ理由となる品質と高い処理性能を実現には、やはり、ボディが大きく貢献している。内部のエアフローを十分確保できるレイアウトとともに、ケース内部でCPUを取り付けた場所にあわせて設置できる12センチ径ケースファンによって、高クロックで動作するパーツを搭載しても安定した動作を確保できた。この12センチ径ファンのおかげで、グラフィックスカードや最近では発熱が多いメモリも安定して動作できる。

 エアフローの確保という観点では、AeroSlimの組立工程も大きく貢献している。AeroSlimのケース内部を見ると、コード類がボディ内部の支柱やドライブにテープで固定してある。このおかげで、ケース内部でコード類がエアフローを阻害することなく内部で発生した熱を外部に逃がしてくれる。このような細かい配慮は、経験が浅いPCベンダー(もしくはPCベンダーが委託する生産ライン)が組み立てる場合、なかなか行うことができない。

 また、防塵フィルタといったエアフロー維持のためのオプションや、ドライブベイに防振ゴムを取り付けて静音対策が充実しているのもオフィス利用においては評価が高い。

AeroSlimの内部(写真=左)。コード類をテープで固定してエアフローを確保している。(写真=右)

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提供:株式会社 Project White
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年9月24日

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