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ASUSTOR製NASでアレなメディアライブラリを構築する“リビングNAS”の作り方(3/4 ページ)

» 2014年10月03日 12時24分 公開
[瓜生聖,ITmedia]

ASUSTOR Portal&XBMC

 ASUSTOR Portalのメニュー画面にはADM、Chrome、XBMCが並んでいる。いわゆる10フィートUIと呼ばれる、リモコン操作を想定したインタフェースだが、操作デバイスには以下のものが利用できる。

スマートフォン(Android/iOS)

 Android/iOS用の無料アプリ「AiRemote」。LAN経由でASUSTOR Portal/XBMCを操作する。使用するポートはTCP88。リモコンボタンとマウス操作を切り替えて利用できる。

AiRemoteはPlayストアから入手(画面=左)。AiRemoteトップ画面。AiRemoteはLAN経由でASシリーズを操作するため、WiFi接続で利用する(画面=右)

リモコンモード。右上のボタンでマウスモードに切り替わる(画面=左)。マウスモード(画面=右)

マウス/キーボード

 USBポートにマウスやキーボードを接続し、それらを使って操作する。

専用リモコン

 専用リモコンは赤外線で本体と通信を行う。手のひらにすっぽり収まるコンパクトな筐体で、クリック感のはっきりしたボタンが特徴だ。ボタン数も少ないので手元を見ない操作もすぐに慣れるだろう。

ASシリーズ専用リモコン。コンパクトで使いやすい

 ADM、Chromeではソフトウェアキーボードが表示されないので、事実上キーボードは必須となるが、XBMCは元々リモコンでの操作を前提としており、キーボードがなくても特に問題はない。上記のいずれかのデバイスを用いてXBMCを起動しよう。

 初期状態ではXBMCは英語表示なので、まずは日本語表示に変更する。「System」にフォーカスを合わせ、下ボタンでサブメニューに移動、「Settings」を選択する。XBMCの設定メニュー画面に移動するので、ここで「Appearance」を選択する。InternationalのLanguaseからJapaneseを選べば即時にメニューが日本語に切り替わる。

 XBMCをインストールしただけではまだコンテンツは登録されていない。たとえ同じAS-202TE上にあるメディアファイルであっても、XBMC側で自動的に視聴可能になるわけではない。XBMCが日本語で操作できるようになったら、次はメディアファイルをXBMCに登録していく。

トップメニューからSystem、サブメニューのSettingsを選択

設定メニューからAppearanceを選択

Languageで「Japanese」を選択すると即時反映される

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