10月の開催が期待されているアップルのスペシャルイベントでは、新型iPad Air/iPad miniや「OS X Yosemite」が発表される見通しですが、iPhone発売の波に押され、リーク情報はイマイチ存在感が薄め。そこで今回は、これまで国内外で報じられたウワサをまとめてみました。
まずは第6世代となる新型iPad「iPad Air 2」から。米Bloombergは1日、iPad Air 2の本体カラーに「ゴールド」が加わる可能性を報じました。現在は「スペースグレイ」「シルバー」の2色なので、ゴールドが加わればiPhoneと同じ3色展開となります。
また、アップル系情報サイト、MacRumorsによると、開発者のHamza Sood氏が、iOS 8.1のβ版にあるApple Payの設定内で、iPad Air 2がTouch IDを搭載し、Apple Payに対応する旨の記述を見つけたとのこと。iPad Air 2だけなのか、新型iPad miniにも搭載されるかは不明ですが、ついにiPadにも指紋認証センサーのTouch IDが実装されるかもしれません。
このようにiPad Air 2に関しては大きなリークがなく、A8プロセッサ、Touch ID、ゴールドカラーなどのマイナーアップデートに落ち着きそうです。
それよりも気になるのは、『新型「iPhone」に続いて、iPadも大型化する?』でもお伝えした大型iPadに関する情報です。アップルは法人向けに、12.9型の「iPad Pro」(仮称)を新たに製品ラインアップに加えるのではないかと各所でささやかれています。あ、そこ「iPad Plus」じゃないんだ。
米Bloombergが伝えた関係者の話によると、iPad Proが今年中に発売される予定はなく、生産は2015年以降になりそうとのこと。iPhoneやiMacが好調である一方、iPadの売上は2四半期連続で前年割れしているため、iPad Proの投入で法人市場拡大を図りたいところでしょう。
そのほかにも、新型iMacはRetinaディスプレイになるとか、待望のHaswell Refresh搭載のMac miniが出るとか、iPad以外のウワサもちらほら。iPadに興味がないユーザーでも、スペシャルイベントは要チェックです。
肝心のイベント開催日時は、現段階で未定。米Daily Dotは10月21日の見通しだと伝えていますが、アップルの情報に詳しいThe LoopのJim Dalrymple氏は、これを否定しています。
去年は10月16日にスペシャルイベントの招待状が配られ、10月22日に「iPad Air」「iPad mini Retinaディスプレイモデル」の発表イベントが開かれました。今年も同じようなスケジュールであれば、来週あたり招待状が届くかも?
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