LaVie Uについては、直感的に使えて閲覧用途に適しているタブレットのLaVie Tab Wと薄型軽量で携帯しやすいのにCore i7クラスのCPUを搭載したノートPCのLaVie Zの中間的位置づけとしたうえで、「PCの使い勝手を改善するのが2in1」というNECの考えを示した。
柴山氏は、LaVie Uの特徴として、Core Mシリーズ(上位構成ではCore M-5Y70を搭載)の採用で高い処理能力を持ちながらも9.6ミリという薄いボディでファンレスを実現したこと、11.6型ディスプレイで解像度が1920×1080ピクセルであること、本体とキーボードユニットが着脱式で、キーピッチが18.5ミリ、ストロークが1.8ミリ確保していること、そして、上位構成のLU550/TSではデジタイザーペンが付属して1024階調の筆圧を検知するほか、ペン活用アプリとして手書き入力に対応した「Note Anytime」「Fresh Paint」などが付属することをアピールした。
なお、同じような本体とキーボードが着脱式のLaVie W Tabとの違いについて、NECパーソナルコンピュータの関係者は、本体形状や搭載するインタフェース、キーボードのピッチやストロークがほぼ同じであるとしながらも、11.6型ディスプレイを採用してCPUにCore Mシリーズを搭載するLaVie Uは「コンテンツを生み出す用途」に適している一方で、10.1型ディスプレイと採用してCPUにAtom Z3745を搭載するLaVie Tab Wはコンテンツを消費する用途」に適していると説明している。
説明会ではLaVie Tab Wの8型ディスプレイ搭載モデルが開発中であることを明らかにしている。システム構成については、解像度が1920×1080ピクセル、クアッドコアAtom搭載、システムメモリ容量が2Gバイト、ストレージ容量64Gバイトとしているが、ボディサイズに重さ、本体搭載のインタフェースに利用できる無線接続、バッテリー駆動時間、専用キーボードの有無など具体的な仕様やについては、一切明らかにしなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.