NVIDIAの最強ゲーミングタブレット「SHIELDタブレット」徹底レビュー日本上陸(3/4 ページ)

» 2014年11月05日 20時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

強力なハードウェアをフル活用してさまざまなゲーミング体験を楽しめる

 高性能GPUと高精細ディスプレイ、パワフルなスピーカー、使い勝手の良いゲームコントローラーといったゲーミングに最適なハードウエアリソースをもつSHIELDタブレットには、さまざまなゲーミング体験が楽しめる方法が用意されている。

 まず、Google Playなどで販売/配布されているAndroid用ゲームは最上級の快適度で楽しめる。「Trine2」というタイトルがプリインストールされており、幻想的なグラフィックスとサウンドを精細なディスプレイと迫力のあるスピーカーで再現でき、SHIELDタブレットの実力を堪能することができる。

MiniHDMI出力を使って家庭用TVやPC用液晶ディスプレイに接続すれば、ゲーム画面を大画面に映してプレイすることができる。出力先のみ画面を表示する「コンソールモード」と両方の画面に表示する「ミラーモード」がある(画面=左)。NVIDA GPUの「NVIDIA GameStream」機能により、PCゲームのリモートプレイが利用できる。PC側は「Kepler」世代以降のGPUを搭載し、「NVIDIA GeForce Experience」をインストールしていればOKだ。対応PCを自動的に検知するので、SHIELDタブレットに表示されるパスコードを入力すればよい(画面=右)

こちらはPC用ユーティリティ「NVIDIA GeForce Experience」の画面。基本設定でストリームするゲームを指定する

 Google PlayにはHalf Life2、PortalなどSHIELDに最適化されたゲームタイトルも存在しており、GPUの演算性能を生かした高度なAIや物理演算を活用したリアルな表現を楽しめるようになっている。上記以外にもTegra K1あるいはSHIELDタブレットでプレイすれば、リッチな表現を利用できるアプリはさまざまある。

 また、MiniHDMIで家庭用テレビやPC用液晶ディスプレイに接続すれば、ゲーム画面を大画面に映してプレイすることができる。出力先のみ画面を表示する「コンソールモード」のほか、両方の画面に表示する「ミラーモード」でも利用可能だ。

 さらに、PCにGeForce GPU(Kepler世代以降で対応)を搭載していれば、PCゲームのリモートプレイも可能だ。NVIDA GPUの「NVIDIA GameStream」機能を利用して行なうもので、SHIELDコントローラ、Bluetoothキーボードやマウスでプレイできるタイトルもある。BattleField 4をSHIELDタブレットやBluetoothキーボードプレイしてみたが、どちらでも特に違和感なく楽しむことができた。

 加えてゲーム動画配信サイトの「Twitch」にゲームプレイ動画を配信することもできる。これはTegra K1の「NVIDIA GameStream」機能を利用したもので、ゲームプレイ以外の操作を録画可能だ。フロントWebカメラでプレイヤーのプレイ中の映像や音声を一緒に録画できる。

「SHIELD Hub」ではGoogle Playで購入できるお勧めゲームやゲームの情報にアクセスできる

SHIELDタブレット内のAndroidゲーム、PCゲーム、メディアアプリへのリンクをまとめたランチャーとなっている

Android用のアクションパズルゲーム「Trine 2」がプリインストールされている。ファンタジックなグラフィックスとサウンドでSHIELDタブレットの魅力を存分に堪能できる(写真=左)。ゲーム配信サイト「Twitch」と連携した録画機能を装備。ゲームプレイをリアルタイムで、プレイしている自分の映像や音声も同時に配信することが可能だ(写真=右)

Twitchへの配信機能はTegra K1統合GPUの「NVIDIA GameStream」機能を使用している

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