東芝は12月3日、360度回転ヒンジ搭載の11.6型2in1デバイス「dynabook N61/NG」を発表した。2014年12月13日に発売する。価格はオープン、実売価格は9万円台半ば(税別)の見込みだ。
2014年PC秋冬モデルとして11月に発売されたタッチ対応11.6型クラムシェルノートPC「dynabook N51/NG」をベースに、360度回転ヒンジ機構を搭載し、タブレットスタイルでも利用可能な2in1デバイスに仕上げた追加モデル。コンパクトなタッチ対応エントリーノートPCであるdynabook Nシリーズの好調なセールスを受け、ラインアップを拡充した形となる。
基本設計はdynabook N51/NGを継承しているが、ボディ側面の有線LANとアナログRGB(D-Sub)の映像出力を省き、タブレットスタイルで使いやすいよう音量調整ボタンを追加した。本体サイズは289(幅)×199(奥行き)×21.9(高さ)ミリでdynabook N51/NGと同様だが、回転ヒンジ機構の追加により、重量は100グラム増の約1.4キロとなる。
それ以外のスペックに変更はない。CPUはCeleron N2840(2.16GHz/最大2.58GHz)を採用し、4Gバイトメモリ(2Gバイト×2/デュアルチャンネル対応/DDR3L-1333)、500GバイトHDD、1366×768ピクセル表示の11.6型ワイド液晶を搭載する。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.0を標準装備。USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力、約92万画素のカメラ、SDXC対応SDメモリーカードスロットも備えている。バッテリー駆動時間は約4.6時間。
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