日本HP、性能を強化した個人向けデスクトップPCを発表

» 2014年12月17日 11時00分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、12月17日に個人向けデスクトップPCの新モデルを発表した。いずれも従来モデルのパーツ強化アップデートで、主要なコンセプトや機能、ボディデザインは従来モデルと共通する。

 ゲーミングデスクトップPCの「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」は、CPU水冷ユニットを搭載して強力な冷却能力を有するほか、ゲームの没入感を高めるために赤いLEDイルミネーションを組み込んでいる。出荷開始は12月17日の午後からで、HP Directplus価格は税別で14万9800円から。

 システム構成をユーザーが指定できるBTO方式を採用しており、CPUの選択肢では、“Devils Canyon”ことCore i7-4790K(4GHz/最大4.4GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ8Mバイト)を追加した。グラフィックスカードでもGeForce GTX 980実装モデルを用意している。マザーボードではIntel 9シリーズチップセット搭載モデルが加わり、データストレージでは容量512GバイトのSSDも選べるようになった。

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT

 ハイエンドミニタワーデスクトップPCの「HP ENVY 700」シリーズでは、「HP ENVY 700-560jp/CT」が12月17日午後から出荷を開始する。HP Directplus価格は税別で9万9800円から。CPU、グラフィックスカード、SSD、マザーボードの選択肢の追加でHP ENVY Phoenix 810-480jp/CTと同様となっている。

 「HP ENVY 700-570jp/CT」は12月25日から出荷を開始し、HP Directplus価格が税別で8万9800円からとなる。CPUの選択肢にCore i5-4590(3.3GHz/最大3.7GHz、4コア4スレッド、3次キャッシュメモリ6Mバイト)を追加し、グラフィックスカードのGPUではGeForce GTX 770を、SSDでは容量512Gバイトが選べるようになった。

 価格重視のミニタワーPC「HP Pavilion 500」シリーズでは、「HP Pavilion 500-540jp」が12月17日午後から出荷を開始する。HP Directplus価格は税別で5万9800円から。パーツ構成の選択肢では、SSDで容量512Gバイト、システムメモリで8Gバイト構成、無線LANでIEEE 802.11a//b/g/n/ac準拠モジュールがそれぞれ選べるようになった。

 スリムタワーPC「HP Pavilion 400」シリーズでも 「HP Pavilion 400-520jp」が登場する。出荷開始は12月17日午後からで、HP Directplusの価格は税別で5万9800円になる。パーツ選択肢の追加は、HP Pavilion 500-540jpと共通する。

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