ノートPCにも高品位なデュアルディスプレイ環境を!――大幅進化したモバイル液晶「On-Lap 1303H」に迫る日本国内ユーザーからのフィードバックで改良

大画面やマルチディスプレイ環境も珍しくないデスクトップPCに比べて、モバイルノートPCの画面が狭いと感じたことはないだろうか? そんなユーザーにうってつけの高品位な外付けモバイルディスプレイが登場した。

» 2014年12月25日 10時00分 公開
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日本ユーザーの声を反映して改良したモバイル向けディスプレイ

 「画面サイズに限りがあるノートPCでも、広い作業スペースが欲しい」――こうしたユーザーの声に応えた製品が、台湾Gechic製のモバイル液晶ディスプレイ「On-Lap」シリーズだ。ノートPCとともに持ち歩いて、場所を選ばず、手軽にデュアルディスプレイ環境を構築できるとあって、テックウインドが国内販売を開始して以来、特にモバイルノートPCの作業効率アップを求めるユーザーに支持されてきた。

 この冬、そんなOn-Lapシリーズから注目の新機種「On-Lap 1303H」が登場した。2年半以上に渡り販売されているロングセラーモデル「On-Lap 1302」の上位機種に位置付けられる13.3型ワイド液晶ディスプレイだ。USBバスパワー給電でモバイル利用できる特徴を継承しながら、特に日本国内のユーザーから従来機種に対する多くのフィードバックを受け、各部に改良を施しているのが見逃せない。早速、その特徴をチェックしよう。

テックウインドが販売するGechic製の13.3型ワイド液晶ディスプレイ「On-Lap 1303H」を、同じ画面サイズのノートPCと並べた様子。モバイルノートPCで主流となっている13.3型ワイドの画面サイズなので、左右に並べて使いやすい

ポイント(1)――フルHD解像度で広視野角のIPS液晶パネル搭載

 最大のポイントは、画面解像度の向上だ。On-Lap 1302の1366×768ピクセル表示に対して、On-Lap 1303Hは1920×1080ピクセルのフルHDに対応することで、解像度を2倍近くに高めている。これにより、モバイルノートPCでも複数のウィンドウを並べたマルチタスクの作業がより快適になった。

 写真のように4枚のWebページを並べて見比べたり、PDFの資料やExcelの表を参照しながらPowerPointでプレゼン用スライドを作成するなどの用途では、高解像度化の恩恵を実感できるはずだ。昨今はモバイルノートPCでもフルHD以上の高解像度モデルが増えており、外付けディスプレイでも同じような精細表示が可能になるのはありがたい。

外付けの13.3型フルHD液晶ディスプレイを追加することで、ノートPC内蔵ディスプレイと合わせて、マルチウィンドウでの作業がはかどる

 また液晶パネルの駆動方式についても、On-Lap 1302のTN方式から、On-Lap 1303HではIPS方式に変更され、上下/左右とも178度の広視野角を実現している点に注目だ(On-Lap 1302は上下65度/左右90度)。

 画面が横に広がるデュアルディスプレイ環境では、外付け画面を斜めから見ることになるため、1画面で使うときより視野角の狭さが目立ちやすい。外出先の狭いスペースなどで利用しようとすると、画面を真横に2つ並べられず、少しずらして配置することになるが、On-Lap 1303Hならばそうした場面でも視認性が高く快適に作業できる。

 さらに画面輝度は300カンデラ/平方メートル、コントラスト比は700:1に向上(On-Lap 1302は200カンデラ/平方メートル、500:1)。モバイルシーンで周囲がかなり明るい場合でも、画面が見やすく、写真や動画の表示もより高品位に行えるようになった。総合的に画質が強化されているのは、On-Lap 1303Hの大きな魅力だ。

液晶パネルの変更に伴い、輝度、コントラスト、そして発色もよくなった(写真=左)。IPS方式の液晶パネルにより、ここまで斜めから見ても色味やコントラストがしっかり維持できている(写真=右)

ポイント(2)――モバイル液晶ながら充実のインタフェース

 高画質化した液晶パネルを最大限に生かすべく、映像入力のインタフェースも進化した。On-Lap 1302は独自の映像入力端子を本体背面に1基搭載し、変換アダプタ付きの専用ディスプレイケーブル(HDMI、Mini DisplayPort、アナログD-Sub)で接続する仕様だったが、On-Lap 1303HはMicro HDMI、Mini DisplayPort、アナログD-Sub(専用小型端子)と、3系統の映像入力を左側面に実装しているのだ。

 この仕様変更により、付属のHDMI−Micro HDMIケーブル、あるいはオプションのMini DisplayPort−Mini DisplayPortケーブルや、アナログD-Sub−アナログD-Sub(専用小型端子)ケーブルを使って、従来より素早く簡単にノートPCと接続できるようになった。HDMIやMini DisplayPortのケーブルは汎用品を使えるので、うっかりケーブルを自宅や職場に忘れてきてしまった場合でも、外出先で調達しやすいだろう。

 On-Lap 1303Hへの給電は、PCとUSBで接続してUSBバスパワーで行うか、コンセントにUSB ACアダプタをつないで行う。付属のUSBケーブルはPC側が二股に分かれた専用品で、もし1基のUSB接続だけで給電が安定しない場合、2基のUSB接続で給電を強化できる。PCのUSBポートはバスパワーの給電能力が低い製品も存在するが、On-Lap 1303H側の輝度を下げて消費電力を落とせば、1基のUSB接続で使える場合もあり、柔軟な運用が可能だ。

本体にHDMI、Mini DisplayPort、アナログD-Sub(専用小型端子)の映像入力を搭載し、ヘッドフォン出力、1ワット+1ワットのステレオスピーカーも備えている。電源仕様は5ボルト/2.0アンペア(輝度最大時)で、USBバスパワーで駆動する仕様だ。製品にはHDMI−Micro HDMIケーブル、二股に分かれた給電用のUSBケーブル、小型軽量のUSB ACアダプタが付属する

ポイント(3)――優れた携帯性で幅広い利用シーンに対応

 モバイル向けディスプレイということで、携帯しやすくするための工夫も見られる。スペックアップに伴い本体サイズは345(幅)×226(奥行き)×10.5(高さ)ミリと、On-Lap 1302からわずかに大型化したが、重量は約55グラム減の約599グラムと軽くなった。

 設置時のスタンドを兼ねた保護カバーが付属するのも特徴だ。保護カバーは約320グラムあるので、総重量は約919グラムとなるが、非使用時や移動時に画面をしっかり保護できることに加えて、マグネット式のスタンド機構を備えており、3段階にチルト角度を変えられるのがうれしい。

 On-Lap 1302は画面保護カバーがなく、ディスプレイ左右にはめ込んで使う小型スタンドを採用していたが、On-Lap 1303Hはこれと比べて、移動時も利用時もより安心して便利に使えるよう改善され、モバイルディスプレイとしての完成度が高まっている。

専用の保護カバーは、背面のマグネット式スタンドにより、3段階のチルト調整が可能だ(写真=左)。画面を保護したまま、手軽に持ち運べる(写真=右)

従来機の課題を克服、より満足度が高まったモバイル向けディスプレイ

 このようにOn-Lap 1303Hは、基本スペックの強化とモバイルシーンでの使い勝手向上により、従来機の問題点がほぼ解消され、満足度の高いモバイル向けディスプレイに仕上がっている。ちょっとした外出、あるいは出張や旅行に持っていけば、いつでもどこでも高品位なマルチディスプレイ環境が構築でき、作業効率アップに大いに貢献してくれるため、モバイルPCユーザーに幅広くおすすめできる製品だ。

 画質が向上したことで、少人数のプレゼンや商談で対面した相手にプレゼン資料を見せるような使い方もより説得力を持って行えるだろう。最近盛り上がりつつあるスティック型や手のひらサイズの超小型PCとつないで、セカンドマシン、サードマシンとして、省スペースのデスクトップPC環境を構築するのにも向いている。

 そのほかにも、デジタルカメラやビデオカメラのプレビュー用途、ゲーム機やメディアプレーヤーを接続したプライベートなエンターテインメント用途(スピーカー内蔵で音声も鳴らせる)、必要なときだけ接続して使う法人の機器メンテナンス用途など、外付けディスプレイに携帯性を付加したことで多様なシーンに対応できることから、自分だけの使い方を見つけてみてはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年1月7日